2012年4月26日木曜日

「がれき」の基準値8000Bq/Kgとは・・・

まずは、この写真を。


セシウム137の校正用基準線源(ガイガーカウンターを調整する為の密封された放射性物質)です。

鉛の遮蔽蓋で囲まれていますが、円盤自体は、数グラムで、9250Bq。
因みに価格は18000円くらい。

福島の土をタッパーに詰めて、線量を同じにすれば、この金額で売れるのか? と考えてしまいます。
ベクレルモニターとかに付属していると、80000円くらいします。


「がれき」受け入れの基準値は、1Kgのがれき中に8000Bqの放射性物質が入っていてもOKという事です。

大体、この基準線源くらいなんですが・・・

20cm離れて計測すると、もう分かりません。ん? くらいです。


    大した事ないですか?


でも、この線源を買ったショップさんは、「配達する方が被爆する」との事で鉛遮蔽したものしか売って
いませんでした。

鉛が薄いので、線量は半分くらいになるだけなんですが、ここは大事な事だな と思いました。

この線源は「密封」ですから、指で触っても大丈夫です。

大丈夫というのは、指に付着して、経口摂取するような「内部被爆」はしないという事です。

ただ、この線源を手渡すと、必ず皆さん逃げます。



    大した事ないですか?



皆さん、大人でしょうから、自分で考えましょう。

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