2012年1月31日火曜日

福島 川内村の「帰村宣言」

「帰村宣言」ですか・・・
住民の皆さんにきちんと「放射能」「放射線」の事を説明しているなら良いのですが。

「毎時1マイクロシーベルト未満だから問題ない」っておかしいですよね?

  1×24×365=8.76ミリシーベルト

日本人の規制値は1ミリシーベルトですから、やっぱり福島は日本じゃないという逆論になってしまいます。
まぁ、そんな数字出されても、「自分の家が一番」ですから、1年で死ぬ とか言われない限り戻りますね。

実際、原発に近いところでも、川内村の方面は線量は低いです。
(低いって言っても、普通じゃないですけど)

しかし、物流はどうするんでしょう。
自給自足という事であれば、年間の8.76ミリシーベルトなんて目安以外の何ものでもありません。


「内部被ばくの怖さ」をきちんと説明しているのか。
線量計は充実しているのか。

もし、「物」が村外から出入りするなら、その管理体制は出来ているのか。


私が川内村の人間なら、もちろん家に戻ります。嫁と二人だけで。
そして、

  ・線量計を持って、出来る限り自分の周りを除染する。
  ・積算線量とバイタルチェックを毎日行う。(人体実験のひとつとして考える)
  ・食べ物は県外から調達する。
  (まぁ、ガイガーカウンターで反応しないレベルなら食べるかも)
  ・絶対に県外に出るときは、自分自身を除染する。
  (車とか考えるとかなり難しいと思いますが・・・)

ゴルフ場にある、空気圧でシューズを掃除するやつがあると便利ですね。
せめて、身体を「シューシュー」してから県外に出たいと思います。


何れにしても、村民の方々には充分注意して、暮らしてもらいたいと思います。
先日、NHKで「ビキニ環礁」の特集をやってましたが、あれは酷かったです。

あんなに酷い状況でも、数十年後に「被ばく手帳を発行してくれ!」と言っても行政は動いてくれないのですから。

2012年1月29日日曜日

瓦礫の処理とバグフィルター

瓦礫の処理を通常の焼却炉で・・・というニュースが流れてましたが。

果たして、ダイオキシンを付着させる「バグフィルター」で放射性物質が吸着できるんでしょうか・・・
仮に出来たとして、現場の作業員の方々は「放射線の教育」を受けるんでしょうか。

で、そのバグフィルターの交換と掃除はどうするんでしょう。
結局焼却炉は汚染されて、取り壊し。取り壊すのもお金が掛かるし。


という素人でも???になる事ばっかりを新聞で99%除去が出来ると報道するメディアもどうかと思います。

間違いなく焼却炉の周辺の線量は高くなるでしょう。
いや、これからの季節の西北西の風に乗せて、より遠くにばら撒く作戦でしょうか?

瓦礫は、一次原発内に持ち込んで、廃炉するところで処理場作った方が良くないですか?


いよいよ、「拡散作戦」が始まるんでしょうか・・・

2012年1月26日木曜日

福島の物を測る!(初め)

昨日、ブログを更新して「やっぱり今の福島の物を計測してみるべき」と思ったので、今日福島出身の方に早速電話しました。

「福島で線量の多いところのお米とか野菜を、こちらに送ってもらうご協力願えませんか」

直ぐに連絡していただけた模様で、

「最近、出荷規制が厳しいですが、何とかトライしてみます。」
との事でした。

純粋に計測して、その結果はお知らせする事にしてあります。
出なければ出ないで良いですし、出たら出たで、簡易的な検査が可能という事になるので、やってみる価値はありますよね?

状況が進み次第、更新していきます。



さて、前回私が難病と書きました。
病名は「黄色靭帯骨化症」という背骨の靭帯が骨化して、脊髄を損傷させるという意味不明(笑)な病気です。





首から腰まで「アジの開き」状態になった時の写真です。(大丈夫か、こんな写真載せて)
軽く56針。背骨に12本のボルトが刺さってます。

8年経過しても、痛いです。でもお医者さんには「どれくらい痛いか」は分かりません。
痛みセンサーでも開発してくれませんか?

原因は分かっていませんが、この病気のおかげで、相当被ばくしてます。
レントゲン、CTの連続・・・

放射線に興味が出たのは、こんなバックグランドがあるからかも知れません。

2012年1月24日火曜日

放射能と建築資材の行方

福島の砕石の問題が連日ニュースで流れてますね。
今日もTVで砕石場でHORIBAさんのPA-1000で計測している作業員の姿が映ってました。
おかしな光景でした。

元来、自然の鉱石には色々な放射性物質が含まれている可能性はあるわけです。
そこに原発で放射性物質が降り注いでいるわけですから、ちょっと厄介ですね。

そもそも、福島の砕石場で空間線量を計測しても意味が無いですよね?
砕石場でなくてもそれなりに高いところは高いわけですから。
これが冒頭に書いた「おかしな光景」という意味です。

空間線量の低い地域にトラック1台分くらいのサンプルを持って行って、表面汚染を計測すれば良いだけだと思うんです。実際山を越えれば通常の線量になったりするわけですから。

政府も早く基準を出さないとダメです。

福島県内で使うならよし では無いです。
コンクリートになっちゃったら除染も出来ないじゃないですか!


今後、セメントだけじゃなく、木材なんかも気になります。
気になりますけど、表面を削ればオッケーならそれで良いじゃないですか。

要は、「放射線を計測してますから安全です。」という形にすれば消費者も安心です。
γ線、β線の話しも重要なんですが、それなりの計測器で、通常の地域で、バックグランド(通常の線量)との差がこれくらい という簡単な基準を出すべきですね。

線量の高いところで物の表面汚染を計測するのは、むつかしいです。
何なら、私のところに送ってもらえば計測しますよ!
(トラック1台分は無理ですけど・・・)

「表面汚染の計測」にこだわって今まで色々勉強してきましたが、「風評被害」という前に「測る」ことを覚えないと大変な事になります。

起きてしまった事故はタイムマシンでも無い限り無くせません。
その後の対応と心得・・・これが大事だと思います。


外科の先生は簡単に手術をして「成功した」と言いますが、その後の患者の痛みは分からないんです。
なんで、ここで手術の話しになるのか・・・

  それは、私自身が難病で痛い思いをしているからです。

と、この話しは後日。(笑)





2012年1月16日月曜日

二本松市のマンションから高い放射線

二本松市のマンションから高い放射線が検出されたと報道がありましたね。


福島テレビの情報では、「マンションに住む生徒が身につけていた積算線量計が3ヶ月で1・5ミリシーベルトと高い値を示したことから・・・」との事。


計測したら、毎時1.2~1.4μSvという事ですからビックリです。


事故後の砕石(さいせき)がコンクリートに使用されいる可能性が高い という事なので、そのコンクリートを使用した建物に住んでる方は、「放射能に囲まれている」という事になるわけです。

それでも政府は「ただちに健康に被害を及ぼすものではない」と。



   はぁ!?



です。非難区域の年間被ばく量は20ミリシーベルトで、このマンションでは約10.5ミリシーベルトになる為、半分ですから・・・と。

コンクリートの中なんて除染するのも無理だし、っていうより放射性物質に囲まれて暮らすっちゅう事ですがな。


最近この手のニュースは少なくなり、放射線に対する意識も随分薄くなってきた気がします。
いよいよ日本は「人体実験」に入ったんでしょうか?

先日、実家が福島の方がGX-ZERO-1を持って帰郷されたんですが、空間線量より食料品の線量にみなさん興味があるらしいとの事でした。


しかしながら、今更こういうニュースが流れると、まだまだ計測されていない場所がたくさんあるんですね。
毎時1.2マイクロシーベルトもあったら、名古屋では大騒ぎです。0.2マイクロシーベルトでも電話掛かってきますから。


行政に頼らず、自己防衛しましょうよ!


  しかし、エステーさんの線量計が大量にバラ撒かれたはずなのに、何故に今更・・・


皆さん測ってないのか、まだ線量計が足りていないのか、興味が無いのか。
もしこれ読んだら、ご意見ください。


ウクライナにおける放射線の影響 も読んでくださいな。

2012年1月8日日曜日

スギ花粉と放射性物質

スギ雄花から大量のセシウムが検出 との記事が出ました。

セシウム吸着マスク なるものも出てきました。
また、マスクが売り切れ状態になるんでしょう。


しかし、大した事ないと・・・・

  ええ加減にせんとあかん!

花粉にセシウムがくっついて飛んできて吸い込んだら、「内部被爆」するじゃありませんか。
政府はもし線量が高くなって、花粉にくっついて飛んできたら、そういう情報をきっちり流すと思いますか?

間違いなく、情報操作するでしょう!

と思います。← 確信は無いのでトーンダウン

やっぱり自己防衛するしか無いと思います。24時間マスクしてたら大変です。
私の女房も乳癌の治療をしていた時、外出する時はずーーーーーっとマスクしてましたが、顔がボロボロになります。

今のうちに、線量計を準備してた方が良いと思います。
と、ちょっとコマーシャルしておいて・・・w


結構大変な事だと思います。何と言っても放出されてしまった放射性物質はなくならないのですから、(ご存知の通りセシウムの半減期は約30年)それが花粉と一緒に飛んでくるって。

直接吸い込む可能性、農作物に付着してくる可能性、衣類に付着して家の中に入ってくる可能性・・・

「知らぬが仏」 でも良いのですが、やっぱ子供だけは何とか守ってあげたいです。


今まで色々な人と話しをしてきましたが、男性は女性に比べて放射線に対する意識が薄いです。
薄いのは頭だけにして欲しいのですが。

ママさん達は頑張っていると思います。


次回予告


「何とか食料品の簡易検査ができそう」