2012年9月19日水曜日

μSv値とベクレル値の不思議

こちらも大変ご無沙汰しています。

現在、シンチレーターを使った測定器にも手を付けてまして、日常業務と期末に追われながら、パソコンを見ると気持ち悪くなってしまいます。w


シンチレーター方式(というのもおかしな表現ですが)の面白いところは、放射線のエネルギーが見れるところです。


浜ホトさんのモジュールで福島某所の土壌を計測した、「スペクトル」です。

調整していないので、ピークずれしてますが、セシウム134とセシウム137のところに山ができています。

まぁ、スペクトルを見れば、原発事故以来の人工的な放射性物質が含まれているか否かは、わかりますね。


では、これはどうでしょう。

放射線のスペクトルでは、画面の左から右にいくほど、エネルギーが強くなります。

縦方向は、各エネルギーに対応したカウント数の累計になります。

下の画面は「ラジウム系」のものを計測した画面です。

μSv値は、外部被ばくを表現する単位ですが、放射線はエネルギーが強いほど、身体に影響を与えます。

GM管では、核種は分かりませんが、数えられるものは全て数えて、係数でμSv値として表現します。

シンチレーター方式も同じなんですが、エネルギーの範囲を絞ると、極端にμSv値は下がります。

因みに安いエス○テーさんのものには、シンチレーターは無く、PINフォトダイオードというものを使って、カウントしているだけなので、ある意味GM管方式と変わらないです。

「エネルギー補償」というコトバを良く聞きますが、どのエネルギーを基準にすれば良いのでしょうか・・・

0.5MeV基準と1.0MeVでは、随分異なってきます。

  頭が痛くなってきますね!

要するに、何を基準に「μSv」とするか、未だにはっきりしないわけです。
たぶん誰も明確に書いてないんじゃないかと・・・


さて、「ベクレル値」に関してですが、100Bq/Kg と言っても、「何が100Bq/Kgなのか」となり、世の中では、原発由来の放射性セシウムをさしているわけです。

  が、

考えてみれば、「ラジウム」も「トリウム」も食べたらダメですよね!

そんなもん、前からあるから、無視しろよ! という意見もあります。

でも、分かっちゃったから、無視できないじゃないですか。毒キノコと同じです。w

という事で、ある意味GM管で全部の放射線を計測して(K-40は除く)ベクレル値を出した方が自然に思えてきてしまうわけです。


と思いながらも、世の中は「セシウムが分かればよし」なので、とりあえずセシウムだけを抽出してみますけど。


   何か、納得できないモヤモヤっとした感はあります・・・

2012年8月31日金曜日

福島のお米が出荷へ・・・

ついに福島のお米が出荷されますね。

何でも人気はNo.1だとか・・・

スーパーとかの個人相手ではないらしいので、外食系、学校給食系でしょうか。

二本松のベルトコンベア式の検査機のニュースを見ましたが、あの速度で検査できているのかちょっと疑問です。

190台も導入したらしいですが、しっかり遮蔽されているわけでもない状態で100Bq/Kgが計測できるんでしょうか。

バックグランド自体も、通常より高いところで計測していると思われますし。

米が30Kgですから、約30倍の時間で測定可能としても、???という感じです。

TVで見てた時は、「10」とか表示されてましたけど、これは1Kgあたりでしょうかね。

動画を探してみましたが、全部見れなくなっていました。意味不明です。


新米の出荷ですから、農家の方々は「早く出荷したい」と思われるでしょうが、ここは慎重にやってもらいたいものです。

もし、出荷後に「実害」というかたちで報道されたら、「風評被害」では済みません。

「生産者側」も「消費者側」も、ここは一旦慎重にならねばならんと思うわけです。


福島県内では、西日本産のお米がバカ売れしているらしいのですが、これまたおかしな現象です。

今後を見守りたいと思います。

2012年8月28日火曜日

青森のマダラから132.7ベクレル

予想はしていましたが、また微妙な規制値超えです。

福島県沖の海洋汚染の情報は少ないので、魚に関しては要注意なんですが、加工食品になったらどうなってしまうんでしょうか?

「ちくわ」とか「かまぼこ」になったら、基準値は超えない気がします。

意外だったのは、現時点で流通する手前で発覚しているところですね。

まぁ、行政としては最低限の「砦作り」なんでしょう。

全品検査しているかどうかは、「現場のみぞ知る」ですけど。


 しかし、魚は移動するから厄介です。

おまけに「食物連鎖」しますから・・・人間で止まったりするんですけど・・・


「ちーかま」大好きなんですけど、測ってから食べようかな と思ったりしちゃいます。

そう言えば、昨日カミさんの実家から「奄美のバナナ」をもらったので、β線を遮蔽した状態で30分ほど計測しましたが、何も検出されませんでした。

バナナってK-40が結構多いはずと思ったら、γ線のみだと約10ベクレル/Kqなんですね。

自作のベクレルモニタのパラメータに100Bq/KqのK-40が設定してあったので、未検出であたりです。

で、パラメータを0にしてβ線込みで計測し始めたら・・・400ベクレル/Kq超えてます。

今度は重量を入力し間違えました。(苦笑)

なかなか食品の計測は難しいですね。特にGM管での計測となると、このK-40との戦いになります。


因みに「奄美大島」のバナナは、台湾バナナです。(小さいんです)

バナナか枯れ落ちた山のことを、方言で「バシャヤマ」と言うのですが(確か)、「ブサイク」の事を「バシャヤマ」と言います。

 この、ばしゃやま!

と奄美出身の人に言われたら、怒って良いです。w

2012年8月26日日曜日

原発事故に備えて

ガイガーカウンターを製作したり、食料品の測定をしたり、色々やってますが、今回のように原発事故が身近で起きた場合、もし測定器が無かったら・・・


スマートフォンを使った線量計 アプリを入れていれば、ちょっとは安心ではないでしょうか。


原理は、スマートフォンに付いているカメラのCMOSセンサを利用して、放射線を検知する というものです。

カメラを光を通さないような黒いテープでふさいで、可視光でない光子(放射線)をセンサーで拾って、ソフトで処理するということですね。

紫外線は波長が長いので、深部まで到達しないから、たぶん関係ないでしょう。(と思う)

まぁ、あくまで緊急避難用として、携帯に入れておけば、妙なゲームよりは役に立つでしょう。

買ってみようかと思ったら、iPhone用で85円・・・Android版は見つかりませんでした。

あるのかな・・・

2012年8月24日金曜日

愛知県民として・・・

愛知県の「がれき」の受け入れが見送られました。

  非常に寂しいです。

「お金」絡みの茶番にしか思えません。

国のリーダーシップは、もはや皆無である事は事実ですが、地方までとは・・・

「がれき」を受け入れないから寂しいと言っているわけでなく、こんなグダグダするなら、最初から「受け入れない」と言わず、「受け入れる」と言った事が寂しいのです。


「がれき」より、「食品」の方が分かり難いじゃないですか。どーするつもりでしょう。

スーパーで「放射能」という文字を見た事が無いです。

何だか、原発事故も無かった事にしてしまう民族なんでしょうかねぇ。

これだけは自覚していただきたい。


  放射能は時間が解決してくれるモノではありません!


たぶん、「島」の話しも時間で解決するシナリオなんでしょうけど、被災地の方達が望んでるのは「スピード感」です。

いや、国民全体が「スピード感」を望んでるのではないでしょうか。


政権に対しては、完全に「危険厨」です。

2012年8月21日火曜日

安全厨と危険厨

放射線、原発の話し(情報)の中で、度々出てくる「安全厨(あんぜんちゅう)、危険厨(きけんちゅう)」というコトバですが・・・

まぁ、これはネット上の「2ちゃんねる」からきているネット用語ですね。

厨 = 中毒 のような感じでしょうか。(ちょっと違う気もしますが)

要するに、事故後の放射能に対して極端に危険視する方を「危険厨」と呼び、その逆を「安全厨」と呼ぶわけです。

原発にしても放射能にしても、単純に「Yes」「No」で割り切れる問題でもないと思うのですが、自分が感じた方向に向かって、「何かをする」という事が大事なんでしょうね。

原発反対なら、「デモに参加する」「節電をする」

原発賛成なら、安全対策(放射能対策も含めて)を具体的に説明・・・説明だけじゃダメですね。

  「放射能除去装置」 でも造らないと納得しないでしょう。


私は原発に関しては・・・代替のエネルギー国策がはっきりすれば無くせば良いと思います。


  すみません。電気が無いと仕事にならないもので・・・


かと言って、自分で自転車こいで発電しながら仕事する体力も無いですし。


放射線に関しては・・・どちらかと言えば「危険厨」よりでしょう。

「放射性物質」自体は危険だからです。← これ、間違ってませんよね?

でも、「福島が危険」とは言いません。「放射性物質がある場所は危険」とは言います。

以前も書きましたが、自分が病気した時に、「リアルタイムレントゲン」の検査を3回ほど受けました。

背中の脊柱菅に造影剤を入れて、その流れをリアルタイムにレントゲンで映し出す検査です。

私はほぼ裸、先生達は完全防御・・・流石に危険を感じました。

原発事故が起きた時に感じた恐怖感は、この時のことから来たのかも知れません。


さて、あなたは 安全厨 ですか? 危険厨ですか? 

2012年8月9日木曜日

年間100mSvは本当に安全?

完全にご無沙汰していました。

只今、「GM菅で食品の放射能測定」という課題に取り組んでいまして、バタバタしています。

「増税」と「原発事故の究明」と「オリンピック」が重なって、すっかり被災した方々の情報が途絶えているように感じます。

「福島は安全!」  「福島は危険!」 と両派が入り乱れて、ぐちゃぐちゃになってるような気がします。

安全なところもあり、危険なところもあるわけです。


  だって、原発敷地内は、どう考えても危険ですから。


「事故で放出された放射性物質が安全か危険か?」 という質問に対しては・・・


  「危険です。」 と答える方が多いはずです。


この部分で議論すれば、無理が無いのに、「福島」というくくりで話すからおかしくなるんでないかい? と日々思っています。

なんだか、今日の新聞に、「年間100mSvは安全だ」とか「タバコの方が危険だ」とか書いてあったと思うんですが、根拠が無いんだから、「わかりません」と言っておけば良いのに。


  毎日、11μSv/hの放射線を浴び続けても、安心なんでしょうか・・・

11μSv/hと言えば、ガイガーカウンターは「ピー」と鳴りっぱなしな状態です。

空間線量で、この値という事は、相当な量の放射性物質があるという事ですから、そっちの方が怖いです。

あなたは、10,000ベクレル/Kgを超えたものを、口に入れる事が出来ますか?

私は、そこまで行くと怖いです。


空間線量の議論より、そのもととなる物質が「どこにあるのか?」を議論し、その部分のみを危険区域とするハザードマップの作成が必要ではないでしょうか。

何度も言っていますが、β線も計測しましょうよ。

私の周りなんか、どこ測っても、ほとんど空間線量と変わりません。


2012年7月26日木曜日

ここにきて、いきなりストロンチウム90ですか・・・

今日の新聞に、いきなり「ストロンチウム90」の検出の記事が出てました。

それも、福島以外の県で・・・

福島に関しては、計測していない みたいな事が書いてありました。


   おかしくないですか?


一番最初に計測しないといけないでしょ。

という事は、今までの流れからすると、

   「想像を絶する量のストロンチウム90が計測されているから、発表できない」

と解釈すべきでしょうか。

「γ線だけを、地表から1m離れて計測しなさい!」と言い続けてるのは、この所為なんじゃないかと思ってしまいます。

「空間線量と外部被ばく」の時期は過ぎてしまったと思います。

「表面汚染と内部被ばく」の時期でしょう。


    と勝手に思っています。

β線も測りましょうよ。

色々計測してみましたが、そんなに自然界で放射線出してるとこは無いです。

肥料にはカリウム40が含まれていますが、肥料が撒かれているところで、今の子供は遊びません。

公園の砂場とかに肥料が撒いてあったり、ラジウムの鉱石があったりはしないでしょう。


   逆に撒いてあったら、それはそれで怖いですけど・・・

って言う事は、心配なら取り合えず計測してみる というスタンスで良いのではないのでしょうか。


と書いておきながら、昨日から少し空間線量が高いのが気になっています。

高いというより、ゆらぎが大きいんですが・・・


何だか、「浜岡原発」の制御棒の点検をしてるみたいで、因果関係が無いのか疑ってしまう、今日この頃です。


2012年7月20日金曜日

炉心溶融のシミュレーション動画

放射線取扱主任者試験の探索をしていたら、こんな動画に辿り着いてしまいました。

独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に作成していた資料だそうです。

正に、これと同じ事が起きたわけですが、何の役にもたってませんがな・・・

完全に「想定内の出来事」だった事になりますが、問題はこうなった後のシミュレーションが見当たらないという事実。

「想定内」なら、事故後のシミュレーションもどこかにありそうです。

どなたか知っておられたら、教えてください。

2012年7月16日月曜日

ストロンチウム90の存在

今回の原発事故で、セシウムの事ばっかりが報道されていますし、「γ線を計測しろ!」という一般的な話しが普通になっています。

ストロンチウムの話しは皆無に等しいくらいです。

でも、実際は放出されているわけですが・・・一番怖いのに。

ストロンチウムはβ線しか出しません。シンチレーター方式の線量計では計れないです。(一部除く)

大型マイカ窓のGM管なら、検知は可能です。




先日、知り合いの方が「マニアック」なプチガイガーミーティングに出席されたとの事。
(私は出席できてませんが)

ストロンチウムの線源を持っていらっしゃる方がおられて、マイカ窓のGM菅の窓を3mmのアルミで遮蔽した状態でも、透過したみたいです。

どうもストロンチウムを遮蔽するには、「5mm程度のアルミが必要である」が結論みたいです。

であれば、ホットスポットを探したら、次の手順で、ストロンチウムの存在がわかるのでは?


・遮蔽なしで、計測
・3mmの遮蔽で計測
・5mmの遮蔽で計測

3mm遮蔽と5mm遮蔽で、CPM値に差が出たら、「ん?ストロンチウム?」的な判断では軽率でしょうか?

実際に核種を特定するには、かなり面倒なんですけど、簡易的には行けそうな気もします。


何れにしても、β線も測りましょうよ!


ストロンチウム90の怖いところは、「カルシウム」に似ているので、骨に吸収され、体内から30年近く放射線を出し続けるっちゅうとこです。

何だか、γ線だけ計測すればオッケーという見解に、裏事情が含まれていない事を祈るばかりです。

って、福島の海開き・・・本当に大丈夫ですか?

セシウムより、ストロンチウムの方が水に吸収され易いらしいですが。

海で遊ぶ子供の笑顔は微笑ましいですが、数十年後に同じ笑顔である事を切に願います。

2012年7月7日土曜日

放射能 ベクレルと重さ

福島第一原発の事故で、大気中に放出した「放射性物質」を馴染みのある「重さ」で表現すると・・・


  ヨウ素131      : 32g
  セシウム134  : 271g
  セシウム137  : 4050g


こんな程度の量で、世界に危機感を与え、福島の方々を苦しめているわけです。

で、1kg中に含まれる放射性物質の安全基準値を200Bqとすると、その放射性物質の重さは・・・

  0.0000000000001 g

2000Bqでも、


  0.000000000001 g


いかに計測が難しいか、いかに怖いものであるかわかりますか?

こんな程度の重さであるので、どこにでも紛れ込み、どこへでも移動します。


と、適当な事を言っても叩かれるので、情報ソースを載せておきましょう。



「素粒子」とかの難しい話しに進んで行きますが、


   小さいくせに、強烈なエネルギーを出すもの

と我々パンピーは、理解しておいた方が良いと思います。

2012年7月5日木曜日

GM管で食品計測への道

段々と福島第一原発の事故報告がメディアで報道されてきていますが・・・

これからの為には必要な報道です。

が、もうちょっと現在の福島県の実態も取り上げて欲しいものです。

いや、福島県だけでなく、近隣の県の事も。


現在、何とかGM管を利用したもので、安価な食料品検査が出来ないものか と奮闘中です。

FUIJapanさんのページ です。


高価なもので政府の基準値を検出するには、相当時間は掛かりますが、本当に危険なものの測定は可能です。

政府の基準値をクリアするには、Ge半導体を利用した、1千万超えの機器が必要ですが、その前にその10倍にものは食べない というだけでも安心感はあると信じています。

頑張ります!

2012年7月2日月曜日

解散総選挙しかない!?

もう何とも言えないくらい、バカな国になったものです。

「放射能」とか「放射線」とか「原発事故」とか「復興」とか「資金繰り」とか、国民が大変に思っている事以外のところに興味がある政治家の方々。


  あなた達には投票しませんからっ!


選挙活動に一生懸命になっても無駄です。政治家を辞めなはれ。

こんな時期に「増税」なんぞしたら、真剣にこの国は死亡確定と思われます。


しかし、東京都ってお金あるんですね。

「蓄電器」を導入すると、2/3の補助金が出るとは・・・

放射線測定器の次はバッテリーですか。

その補助金を、福島再生費用に充てた方が良い気もしますがねぇ。


どこの為に福島が被害を受けたのか・・・


って、ブログの趣旨から完全に離脱してますけど~。


お許しを。

2012年6月25日月曜日

福島のタコ・・・大丈夫ですか。

まずは、これから。




皆さん、もうかなり過去の事のように思われていますので。


メディアでは、南相馬沖で「タコが取れて、放射能は検出されなかった!万歳!」的な放送が目立っています。

漁師の方々は嬉しいでしょう。飯のタネが無くなった時の虚しさはよくわかります。

風評被害の払拭・・・  国策ですか?


海洋汚染マップ を見ると沖と言っても広いですが、どの辺りで捕れたものなんでしょうか。


このマップの信頼性は定かではありません。

しかし、今でも垂れ流してる「フクイチ」の状況から想像しても、こんなもんでしょう。


しかし、福島の方々には、なーーーーーーんも責任無いんですよ。

だから、「放射能が検出されなかったタコ」が採れれば、嬉しいでしょう。

国と電力会社は、福島と被災地だけでも、きっちり救済してください。

他県民は、自分達の力で解決しましょう。


  闇生レバーを食べますか? 放射能を含んだ美味しい魚を食べますか?


2012年6月20日水曜日

理解不能な「がれき」の量

可燃瓦礫の量が135万トンから7割減の43万トンに、木くずは半分の62万トン・・・って。


  だれが、何を試算してるんですか?


これも出来レースですか?

「受入表明」しておいて、時間掛かれば、減っちまったぜぇ。 ってお笑い芸人じゃあるまいし。

これじゃあ、受入施設を造ってる間に、「瓦礫無くなりました!」って事になるんでしょうか・・・


ギリシャの事心配している前に、この国が終わりそうです。

大体、愛知県の受入るレベルが「食品レベル」だとすれば、たぶん受け入れるものは、かなり限られると思われます。

だって、ゲルマニウム半導体で調べないとダメなんでしょ?

ガイガーカウンターじゃ反応しませんよ。

調べてる間に、「瓦礫」は無くなります。


   出来レースというより、「茶番」です。

そう思いませんか?

2012年6月18日月曜日

大飯原発再稼動ですか・・・

「大飯」再稼動すれば、あとも同じじゃないですか?

この国の政治家は、安直過ぎます。

電力が供給できないと、産業が成り立たない・・・電力があっても空洞化してますけど?

エコエコとメディアで目立ちますが、個人の家で発電して蓄電して売電して・・・事故が起きない保証はあるんでしょうか。想定外の事で。

消費税増税、復興税・・・集めるのは構いませんが、使い道が公表されない限り賛成できません。

福島の除染費用は、東電が出すべき費用と考えているのですが、これは国民で負担して「絆」という言葉で片付けるんでしょうか。

福島の方が東電の会長を告訴しましたが、一緒に政治家も告訴しちゃってください。

あとは、国民は放射線への知識を身に着ける努力もすべきです。

そして、総選挙になったら、お年寄りには引退してもらいましょう。


って、放射線の話しから、政治の話しになってしまう事自体おかしいですわ。

2012年6月12日火曜日

食の安全に関して再考してみる

復興やら、原発事故の話しは半年前に比べたら、「皆無」に等しい状態な今日この頃ですが・・・

先日、あるお客さんとお話しをしていて、「放射能ってどうなの?」という唐突な質問を受けました。

私はその筋の学者でも研究者でもありませんので、質問に質問で答えるというバカな事をしてしまいました。

「この食品には基準値内のセシウムが含まれています。」

と書かれた食品を買いますか? と。


もちろん、「買いません。」でした。

じゃぁ、セシウムが含まれているけど、測定もしてなくて福島産のものが店頭に出ていたら買いますか?

と聞いてみました。

答えは、「欲しいものだったら、買うと思います。」でした。


このやり取りが、全てとは口が裂けても言いませんが、「世の中こんなものかな?」 と。

「放射性物質が含まれた食品」よりも、「生レバー」の方が危ないというのが、この国の結論としか思えないんですけどね。

極論過ぎますか?


熊本で食べる「馬の生レバー」が最高だったんですけど・・・

 (編集) 牛と報道されているので、馬は大丈夫という認識で良いんですね。


という事で、「実被害が出ないと規制できない」 という結論にするならば、福島産の作物も全部オッケーという結論も出るわけで。

屁理屈でしょうか。

でも、お母さん達は許してません。子供の将来が危険と感じているからです。

今一度、原発事故直後の状態を、思い出した方が良いと思う、今日この頃です。

2012年6月3日日曜日

PET検査で人体実験

少々調べ物を調べていたら、興味深いサイトを見つけたので、ご紹介でしておきます。


PET-CT検査での放射線 です。


4年程前に、ヨメが乳癌の治療で、放射線治療を行っていて、治療後は、しばらく外に出られないと言っていました。

これは、体内から放射線を出しているからだと思ったのでは、放射線に関わり始めてからでしたので、実際に確認する事はできませんでした。

しかし、このPETの検査もすごいですね。1回で25mSvの被ばく量とは・・・

しかも、説明が無いとなると、PET検査の後は、子供に近付いたらあきまへん。


世の中には、為になる実験をしてくださる方がいらっしゃいます。

自らの手をかざすと、線量計の値が上がるのは、初めて見ました。


以前、病院に行った時、急に線量が上がった事が何回かありましたが、やっぱりそういう事なんですね。

って、ちゃんと測定してから帰るようにした方が良いとは思います。

2012年6月2日土曜日

大飯原発に関して・・・追記

前回、サクっと書きましたが・・・


やっぱり、再稼動自体おかしいですね。

って言うか、増税に向けて「道路政策」まで復活するみたいだし。

震災やら、復興やらの文字はどこに行ったんでしょうか。

原発に関しては、実際に福島に住んでる方々の意見が一番です。

    実際に被害にあった方々に耳をかたむけましょう。

私のようなものが、軽々しく書く事ではないですね。



しかし、我が地域の放射線、放射能に対しての、「無関心さ」には脱帽です。

放射性物質の含まれた「もの」は、確実に流通しています。

くれぐれも、小さなお子さんをお持ちの方は用心してください。


2012年6月1日金曜日

大飯原発稼動・・・ですか。

期間限定でしょうか?

そのまま稼動し続けるんでしょうか?

出来レースでしょうか?


まぁ、日本海で津波の可能性は少ないんでしょうし、廃炉しない限り、地震でボッカーンとなれば、停止していようが、稼動していようが同じだと思われます。

私は、原発自体に反対でも賛成でもありません。

ただ以前にも書きましたが、人類は「放射能」を除去する手段を持っていないんです。

これが出来るまでは、先にきちんとしたエネルギー対策と具体的なスケジュールを出さんといかんでしょ。

いっその事、「原発敷地内をソーラーパネルで埋め尽くす」とか・・・

これなら、「原発マネー」が「ソーラーマネー」に変わるだけでしょ。管理も一緒に出来るし。送電も出来るし。


まぁ、素人の浅はかな考えですけどね。

さて、関西、中部も「放射線」に対して、ちょっとは関心を持ってもらえるんでしょうか。


無いな。   たぶん。

2012年5月28日月曜日

北九州 瓦礫試験焼却 反対派パニック

先日、北九州に試験焼却用の瓦礫が持ち込まれました。

その時に、反対派?の方が線量を計測して、周りがちょっとしたパニックになっていました。

そんな画像がこれ。(Youtubeより)



使っている線量計は、Mr.Ganmaでしょうか。シンチレーションタイプですので、γ線のみを計測しておられます。

  「0.6だから、ヤバイって!逃げよう!」

という男性の声も聞こえます。近くまで行って、β線まで計測したら、気絶しそうな勢いです。

確かに、トラックから結構離れていて、この線量は高いですが、トラックの運転手さんは、線量も測らず、被ばくしながら東北から九州まで運んだんですか!?

これが真実だとしたら、運び出す前の検査がおかしいでしょ。

別に「嘘」だと言っているわけじゃないです。

トラックが汚染されているのか、瓦礫が汚染されているのかわからないです。(両方でしょうけど)

こういう市民の前で、自治体や学者さん達も一緒になって、「計測会」をやれば良いんですよ。

で、メディアもきちんと報道すれば良いんです。


福島近隣以外の県では、瓦礫受け入れとともに、「放射能」に関しての勉強もしなければなりません。

0.6μSv/h が高いですか? 低いですか? 普通じゃない事は事実です。

2012年5月25日金曜日

北九州がれき速報・・・

武田先生のブログに北九州速報が早速載っていました。

「科学的に情報を整理しました」 と書かれているところが、武田先生らしいです。


  「お国の為に死んでくれ」


と締めておられるところが、らしいです。
大袈裟かも知れませんが、そういう解釈になっちゃいます。

実際、空間線量が上がった という事は、放射性物質は含まれている事は事実なわけです。

「量」の問題では無くて、「あるかないか」が市民は心配してるんですよね?


  「そんなもん、大した量じゃない!」

と思われる方・・・

「ホルムアルデヒド」の件で断水しましたが、検出された量は「大した量」だったんでしょうか。

今も0ppmでは無いと思うんですが、パンピーじゃぁわかりません。

まぁ、「ただちに影響があるわけじゃない」でチーンですね。

私が、がれき処理をする焼却炉の近くに住んでいたら、間違いなく申し入れをします。


  「オレにも計測させてくれ!」

と。その上で、危険かどうかは自分で判断します。

2012年5月24日木曜日

最近良く聞かれます。何で放射線なの?

最近、本当に良く聞かれます。

  「何で、放射線なの?」

  「何で、測定器なんか作ってるの?」

日本が危ないからです。全てにおいて。 これはちょっと奇弁ですけど、本音でもあります。


       「がんばろう!日本!」


と言っていた方々の殆どが、「円高おさまれ!」「生産体制整えよう!」だったんじゃないかと思う今日この頃です。

あぁ、言い過ぎました。でも最近見ないし、聞かないです。

正直、得体の知れない「放射線」と向き合う事自体、無謀だとは思います。

私には、どこかのIT会社の社長のように、多額な寄付をするお金も地位もありません。

だから、周りから「変人」「奇人」の目で見られても、今回ばかりは何があっても続けると決めたんです。

「放射線技師の免許でも取るつもり?」とも言われますが、今更「放射線技師」になってもしょうがないので、取るつもりはありませんが、あと1年くらい勉強したら、取るかも知れません。(笑)


毎日、放射線源と向き合っているので、病院の検査と合わせて、愛知県で一番被ばくしているかも知れませんが、福島の方々に比べたら、「屁」のようなものです。

でも、「何かを共有する」という事が大切なんじゃないかと・・・


10年くらい前に妙な病気になりました。

  これで、障害者の方の気持ちは多少わかりました。


3年くらい前に、実家が全焼しました。幼い頃の思い出は全部パー。

  これで、被災地の方々の哀しみは少しわかりました。


原発の事故が起きました。

「放射能」って何なんだ? から、早1年ですわ。

未だに、シーベルトやらベクレルに悩まされています。一般の方に理解できるわけがありません。
化学、物理、数学、設計、ハードウェア、ソフトウェア 全ての知識が必要です。


    「本当に頑張ろうよ。日本!」

と、自分に言い聞かせる毎日です。

2012年5月23日水曜日

「がれき」の測定

TVでやってましたけど、相変わらず、「がれき」から1m離れて、シンチレーター方式の奴で計測してますね。

   「アフォ」です。

何万トンもある「がれき」から数m離れて、空間線量を測って何が分かるんでしょうか・・・

大型のマイカ窓のGM管で、表面をたくさん計測すれば良いだけです。

本当は、掘り返して、中まで計測したいところですが。

それで、値が上がらなければ、OKとすれば良いじゃないですか。

何で外部被ばくの事を重要視して、内部被ばくは無視するんでしょう。今の時期に。

だから、みんな反対するんですよ。信用できんと。

以前も書きましたが、9250Bqの0.1gの点線源で、距離0で1.6μSv/h。

1mも離れれば、ほぼ通常線量です。

「灰」になった時も、1m離れてγ線だけ計測するんでしょうね。



   「アフォ」です。


清掃局員は、もし放射性物質が含まれていれば、内部被ばくするでしょう。

私は、「がれき」には反対しません。

が、高濃度の放射性物質が含まれているなら、態々日本中にバラ撒く必要も無いです。


信頼できる学者さんは、日本にどれくらい居るんでしょう。


   その前に、お前が計測してみろよ!

という突っ込みは、ごめんなさい。行きたくでも行けないんです。(涙)


2012年5月20日日曜日

ホルムアルデヒド と 放射性物質

ホルムアルデヒドの検出で断水・・・大変ですね。関東、東北方面ばかり何で? という感じです。

早速、都市伝説のような話しもネット上に上がっていますし。


  「放射性物質の多いところと重なる」


という事で、強烈な放射能の量が観測された とか・・・

まぁ、可能性は0では無いですが、たぶん因果関係は無いのでしょう。

しかし、原発事故の直後に、地震の影響以外で断水した という話しは記憶が無いのですが、大丈夫だったんでしょうか・・・今更ですが。


ただ、今後はわかりませんね。
以前、何かの記事で、今回の原発事故により、2年後に首都圏は汚染される とか書いてありました。

ある意味、「水」というところが怖いですね。

「セシウム試薬」とかできそうな気がするんですが、これも「カリウム」の影響で難しいんですかね?

  一滴垂らすと、赤くなる  とか。

海水は難しそうですが、淡水なら何とかなりそうな・・・これ以上素人が書く内容でも無いですね。


2012年5月17日木曜日

放射性カリウム40と内部被ばく

何で今更「カリウム40」の話しを出すんか・・・私も忘れてました。

浜松ホトニクスさんから、食料品測定に使えないものかと「小型で高性能放射線測定モジュール」を借りる事が出来たので、簡易的なスペクトラム分析をした事で、急に思い出しました。


福島某所の土を取り出してきて、通常線量下(0.05μSv/h程度)で短時間測定です。

セシウム134とセシウム137のピークが出ています。
左側の山がセシウム134とセシウム137で、右側の山がセシウム134です。

  ってCs134が2回出とるやんけっ!


と突っ込みたくなる方もお見えになると思いますが、セシウム134は0.6MeVと0.796MeVの光子を出すんです。
セシウム137の0.66とかぶるので、普通は右側の0.796MeVの部分を見るわけです。

で、「やさしお180g」を計測してみたんですが、計測時間が短いのか、目立ったピークが出ない。


1.49MeVのあたりに出るはずなんですが、何となく・・・って感じです。

カリウム40はγ線が約10%、β線が90%なので、時間掛けないとバックグランドに埋もれてしまうんですね。


で、気になって、再度調べました。

  ・食品中に含まれるカリウム40の量

  ・放射性カリウムと放射性セシウムの比較 (ここはちょっと難しいです)

を見ると・・・セシウムに拘るなら、カリウムも拘った方が良いのでは・・・と思ったりするわけです。

「納豆」にカリウム40が200Bq/Kgとは、知りませんでした。豆腐屋の息子なのに。w


単純にエネルギーから見た内部被ばくに関しては、カリウム40の出すβ線も無視出来ないという事になるわけです。

内部被ばくを考えた時は、カリウム40+セシウムのβ線からベクレル計算しても良いんじゃない?

それなら、大型のGM管で計測しても良いんじゃない? なんて事を考えてしまうわけです。

  明日、「納豆」を大型のGM管で計測してみよう。(冷蔵庫にあれば)




2012年5月15日火曜日

沖縄と福島・・・同じ感覚でしょうか。

沖縄のニュースが流れています。

沖縄と福島が重なります。

どちらも、当事者しか分からない苦悩がある。

当事者でない日本人は、どこか「ひとごと」である。(自分も含めて)

「なんくるないさぁ」を福島の言葉で何と言うのかわからないが、こう言わないと普通で居られないのでは。


ヨメさんの両親が奄美大島出身なので、昔奄美に行きました。

奄美大島の島唄は、部落毎に違っていて、沖縄とはちょっと違います。
(元ちとせ と ビギン くらい?)

リゾート気分で行ったのですが、思った以上に過酷な旅になったのを覚えています。


まぁ、そんなんこんなんで、沖縄の話しは色々と情報が入ってきたので、良いも悪いも多少理解できる部分はあるわけですが、実際住んだ事は無いので、どこか「ひとごと」なんです。

被災地の中でも福島は、余分な「目に見えない厄介もの」が厄介なんですが、正直、普通じゃない「線量下で暮らす」という事の不安感はわかりません。

自分の中のどこかに居るんですよ。 「あぁ、自分の地域でなくて良かった」 っていう気持ちの奴が。

「がれき」に関しても、色々資料を調べましたが、色々と間違って考えている事もありました。
(間違っているかどうかは定かではないですが・・・)

 ・地元で処理すれば、雇用も増える

と書いた事があったのですが、現時点では土木関連で男性はある程度雇用が確保されていて、仕事が無いのは女性の方である。

という事で、「がれき」の処理施設を造ったところで、女性の雇用問題は解決されない と。


   うむぅ。なるほど。

そんな事より、早く「がれき」を撤去して、海産業、観光業を戻さねばならん と。

   うむぅ、なるほど。


情報ソース(PDFファイルです)


こういう話しを、メディアが積極的にウォッチして伝えないと、他の地域に伝わらないですよね。

放射性物質に関しては、決して無視できない事ですが、協力できる事はやらにゃぁいかんと思うわけです。

うーん、何書いてるかわからなくなってきました、いよいよ「放射脳」でしょうか・・・


     沖縄も福島も日本です。

一言で終わるんじゃねーか。← 自己嫌悪

2012年5月14日月曜日

放射能 Bq/Kgの謎

以前から放射能、放射線の単位には?が付いていたんですが、特に「Bq/Kg」です。

「1Bqは、1秒間に1つの原子が崩壊して放射線を放つ放射能の量」

は、まだ良しとして、「1Kgあたり」というのが、ざっくりし過ぎだと思う素人です。

この写真は、セシウム137の密封基準線源で0.25μCiで9250Bqです。
重さは・・・数gです。


【密封線源 表】

【密封線源 裏】


裏側から見ると樹脂が薄くなっている部分があるのですが、ここに線源が入っているのでしょうか・・・

これに測定器を密着させて計測すると、1.5μSv/hくらいです。10cm離すと、ほぼ空間線量になってしまいます。

さて、もしこの線源を取り出して、1Kg(1玉くらい)のキャベツとミキシングするとします。


このキャベツには9250Bq/Kgの放射能が含まれている
  ハズです。いや、含まれています。



これを測定したら、9250Bq/Kgと表示してくれるんでしょうか?

私は1/10、いや1/50くらいになる気がします。(根拠はまったくなし)

混ぜ方によって数値が変わる事は間違いないと思います。

あの円柱の容器に詰め込んで計測して、9250Bq/Kgと表示するとは思えないんですよ。

大体、普通のミキサー使っていますけど、均等に混ぜるのは不可能です。

試料を、薄く延ばして、その面積と同じ測定面を持つ測定器なら計測できそうな気もしますが。

かと言って、試料を100gとして、この9250Bqを混ぜて計測して10倍したら、もっと大きな数値になる可能性があります。


うーん、わからん。


言いたいのは、この程度の小さな線源で9250Bqですから、食料品を部分的に採取して計測しても、「未検出」になったり「大量検出」されたりしないのか? という事です。

まだ、Bq/m^2は表面汚染度ですから、まだわかり易いですが、こんな記事もあります。


あくまでも理論値での世界なのか、実験して検証した結果の測定方法なのか・・・

このあたりに、計測のノウハウがあるとすれば、民間で計測するのは、計測器が高価でも、試料作りの方が難しい気がします。

この線源を壊して、肉に混ぜて検査に出せば、結果は出るのですが・・・高価なので出来ません。

しかし、この線源で9250Bqです。1.5μSv/hです。10cm離れると分からなくなります。

福島で空間線量が1.5μSv/hあったら、相当な量のセシウムが周りにあるという事です。


     やっぱり、怖いですね。





2012年5月10日木曜日

郡山の学校、再び除染

なんて言う記事が新聞に載っていました。

まさか、一回除染すればOKと思っていたわけじゃないですよね?

除染は数十年続ける必要があるという認識は無いんでしょうか・・・

全域を一気に除染すれば、話しは別ですが、無くなるんじゃなくて、「移動する」だけなのに。


  学者先生方、ちゃんと説明してあげてください!

あと、新聞に載っていた資料写真のホットスポット調査票の値が 9.999μSv/h以上 って・・・

まさか、個人線量計で計測してるんじゃないんでしょうね!

いや、間違いないな。

悪いとは言いませんが、高線量の場所で、小数点以下3桁は必要ないでしょう。
実際、小数点以下3桁目は気休めです。いかにも精度が良いです的な。

肝心な上の数値が見えない線量計を使ってる時点でアウトです。

こんなんだったら、「高中低」の表現で良い事になっちゃうじゃないですか!

γ線ばっかりに拘らないで、β線をGM管方式の線量計で測った方がええんじゃないですか?

反応は早いですから、学校の「高中低」のマップを作るなら適していると思います。

  どうせ、9.999μSv/h以上なんですから。

学者先生は、「数百m先からγ線が飛んでくるから、空間線量が高い」と仰ってますが、今更何を仰っているんでしょう。

除染する順番を間違えてるだけだと思うのは、私だけでしょうか?

飛行機で線量が計測できるんですから、除染対象は基本線量が高いところからでしょう。

雨が降れば、高度が高いところから低いところに流れ込むから、高度が高いところからでしょう。


それでも、土壌の除染を優先したという事は、β線による「内部被ばく」を気にしてたんじゃないですか?

じゃぁ、何でγ線、γ線と言うのか・・・不思議でたまりません。

郡山市の職員の方、


こういう検出器を校内に、モニタリングポストとして多くの地点に置いて、


こういう検出器で、ホットスポットを検出してください。

あ、営業になってしまいました。すみません。



高精度で高価なモニタリングポストを一箇所に置くより、そこそこの精度でたくさんの場所にモニタリングポストを置けば良いじゃないですか。

一生懸命除染しても、直ぐに飛んで来る事は充分承知しているはずです。

呼んで頂ければ、直ぐそちらに出向きます。
(こちらから出掛けても、門前払いですから・・・・w)

2012年5月8日火曜日

携帯電話に殺人チップ搭載?

物騒な話しですが、可能性はありありですね。

放射線は、ある意味電磁波なんですが、携帯電話からも電子レンジからも出てます。

ところが・・・・もっとすごい事が・・・


   カレイドスコープ (ゆっくり読んでください。放射線の事も書いてあります)


「CMOS テラHz」のチップって。そりゃ、大変な事になりますわ。

スマートフォン全盛期ですから、こんなチップが載った日には、全員「素っ裸」ですよ。
そうなると、下着メーカーは、「透過しない下着」を開発している事になりますね。

で尚且つ、DNAを破壊するって・・・


って、また放射線の話しから逸れてますか。

でも、放射線の話しから、こういう情報も共有できるので、「よし」としてください。


今、ガイガーカウンターのソフトをバージョンアップしているので、頭の中が数学になってます。
故に、難しい話しになってしまうので、パスです。(笑)


   ポアソン分布の話しを読んでも楽しくないですよね?


2012年5月5日土曜日

遂に原発全基停止ですか・・・

原発全基停止。

停止しても安全ではありません。

まだ恐ろしい量の放射性物質が、日本全国にある事に変わりは無いのです。

「原子力」は夢のエネルギーでした。それが夢では無くなった! と人類は歓喜しました。

しかし、まだ夢のエネルギーでした。人類は「放射能を除去する技術」を持っていないからです。
まぁ、1基稼動し始めたら、また何基か稼動するんでしょう。


さて、各地で地震が起きて、まだまだ安心できる状態ではないですが、電力は本当に大丈夫なんですかね?

また、UPS(無停電電源)が売れるんでしょうね。
停電が多発したら、大変です。

放射線の話しから逸れまくりですね。(苦笑)

また、おさらいをします。

福島での放射線教育

福島県内の子供達への「放射線教育」が、非常に難しい と新聞に載っていました。

先生達も、変に恐怖心を植え付けてもダメだし、間違いなく安全とも言えないし。

親御さん達の意見もバラバラなので、何を基準に教育をすれば良いのか、困惑されているようです。

子供達に10年後、20年後に「かも知れない」という話しをしても理解できないでしょうし。


チェルノブイリとの違いはあると思うのですが、「放射能の怖さ」という事に関しては、このあたりの資料をベースに話しをしても良いと思うのですが・・・

せめて、「β線とγ線」、「外部被ばく」と「内部被ばく」 を分かり易く教育できるガイドラインは必要だと思います。

いつまで経っても 「ただちに影響はない」 を続けて何年も経過するのは・・・日本らしくないです。

原爆を2発も投下された国であるという事は間違いないのですから。


「はだしのゲン」という漫画がありましたが、ああいう漫画を今、福島の子供達が読んだらどんなリアクションになるんでしょうか。


  「別に原爆が落されたわけじゃないから・・・」


こんな感じなんでしょうかね?

     ↑

  また疑問符で終わる。

2012年5月2日水曜日

オーストラリアからのブルーベリージャムから220Bq

ポーランド産のブルーベリージャムだそうですが・・・即刻回収。
でも3月までなら、そのまま食卓へ・・・

  微妙過ぎます。

チェルノブイリからポーランドまで500Km以上。
ポーランドのキノコは、今の福島の4倍くらい高い放射線量らしい。

福島の食品より、欧州の食品を検査する方が重要だったりして。

「福島の教訓」として、輸出規制だけではなく、輸入規制も強化すべきなんでしょうね。

こりゃ、いよいよ流通させる方は大変だ。

まだまだ増えそうな予感。すり抜けそうな予感もまた・・・


2012年4月29日日曜日

黄色靭帯骨化症という病気

黄金週間という事で、放射線からもちょっと離れまして・・・

タイトルは「おうしょくじんたいこっかしょう」と読みます。
私が患っている病気で、難病指定とされています。遺伝なのか、何なのかまだ解明されてません。

簡単に言えば、背骨を繋いでいる靭帯が「骨」のように硬くなって行き、脊髄を圧迫する というものです。

かれこれ10年前に突然発覚しました。
6時間くらいの手術を2回受けましたが、後遺症として、

 ・両脚が痺れて、早く動かそうとすると痙攣します。(「けいせい」と呼ばれています)
 ・背骨に12本のボルトが入っているので、年中鈍痛があります。
 ・首から腰まで切ったので、首の可動範囲が上下左右に制限があります。
 ・首から上は、運動しても右半分しか汗が出ません。
 ・甘いものを食べると、左側だけ汗が出ます。

自覚症状が出るまでは、完全に体育会系で、剣道、ラグビー、ゴルフをやっていました。

突然の自覚症状は、

 ・車のブレーキを踏むと、足首がガクガクする。
 ・風呂に入った時に、脚に熱さを感じない。
 ・座った時に、背中に電気が走ったような衝撃がある。

こんな感じでした。

手術自体も悩みましたが、酷いところが丁度胸の後ろ(交感神経があるところ)で、転んだり、衝撃
を受けると呼吸が止まったりする という事で、「死」より「障害」の道を選択しました。

相当癒着していた為、手術の時に、神経が傷付いた模様で、後遺症が残りましたけど。

幸いにも、頭と手は動くので、まだ今の仕事が続けられています。
(口は相変わらず悪いと言われますが・・・w)

今は、IPS細胞とか、脊髄の再生に効くタンパク質とかの人体実験を待つ身ですね。
マウスで成功したらしいですが、次はサルで、その次が人間らしいです。

数十年して、突然発症する病気・・・怖いです。

放射能に拘っているのも、こんなところから来ているのかも知れません。

      ↑

 自分でも良くわからないんです。

まぁ、昔から「サイエンス誌」とか好きで、素粒子論とかには興味はありましたから・・・ちょっと違いますけど。w

Bq表示されたハンバーグ

ちょっと、福島のゴルフ場の状況はどんなもんだ? と思って調べてたら、こんな物を見つけました。

セシウム6Bq/Kgを含んだハンバーグ

政府の基準値は大幅に下回っています。

筆者はグルメではないので、ハンバーグが食べたくなればビックリドンキーに行くだけなんですが、
(普通においしいですけど)ネットで食品を購入する方や、食通の方の意見としてはどうなのか?

すごく気になります。

まったくの私見ですが、6Bq/Kgを測定出来る測定器は、ゲルマニウムしかないと思われるのですが・・・

別に「嘘だ」と言っているわけではありません。単純に技術的な話しです。
ゲルマニウム半導体を使用した検出器は、日本全国で250台程度と記憶しています。

「出荷するもの全部計測するのは不可能」という事です。
(だって、売り物じゃなくなっちゃいますし、コスト掛かり過ぎになります)



では、買うか買わないか。

私なら、以前から、このお店のハンバーグを買っていて、充分美味しいと分かっていれば、普通に買います。

では、普通の主婦の方は買うでしょうか?


こういう表記をするという事は、とでも勇気のいる事だと思いますが、単純に

  「放射性物質の検査を行っており、政府の基準値の10分の1をクリアしたもの」

で良いような気もします。

「雪国まいたけ」は、上手にCMしていると感心します。


肝心のゴルフ場の件ですが、

事故直後から営業停止しているゴルフ場が、東電相手に訴訟を起こしたら、裁判所に却下されたらしいです。

理由は、

  「原発から出たセシウムは東電の所有物ではない」

との事らしいです。

誰の所有物なんでしょうか? 国のものですか?

2012年4月27日金曜日

放射能の除染の為の計測

さて、世の中は黄金週間に入りますが、福島方面に行かれる方は、是非計測器を持って行ってください。

日が経つにつれ、放射能の記事は少なくなってきていますが、福島県界隈の方々は、まだ数十年という年月を見えない敵と戦って行かねばなりません。

我が市では、まだ食品計測の機器を導入していません。流石に学校給食くらいは と思ったのですが、それさえ何も手を付けてないみたいですね。

「流通を信じている」かららしいです。

物流会社に聞きましたが、まったく計測している気配も無いので、「流通」というより、「出荷制限」を信じているという事ですね。

それとも、責任を納入業者に押し付けているのでしょうか・・・


まぁ、ただの平和ボケです。
この地域は雨で駅が水没しても、目立った対応策もなく放置ですから、浜岡がボッカーンしても見て見ぬフリになる事間違いないです。

さて、筆者はガイガーカウンターも製作しているのですが、意外と便利なものが出来ましたので紹介しておきます。
(開発ブログでも載っていますが・・・すみません)




どう考えても、しゃがんだ姿勢で線量計を持って、広い範囲を計測するのは無理があると思ったので作りました。

2階の雨どいも届くくらい伸びるので、業者しか測ってもらえない場所も、個人で計測できます。

センサーは、α線、β線、γ線を全て計測できます。
感度は、有名な米国製のInspector(インスペクター)と同じですが。


ただ、こちらでホットスポットを探すくらいなら良いのですが、実際に線量の高い地域だとバックグランド自体が高いので、大変だと思いました。

「除染と計測」 大変ですが、見えないだけにやらないといけないんですね・・・いや、相当大変です。

すみません、何か宣伝になってしまいました。

2012年4月26日木曜日

「がれき」の基準値8000Bq/Kgとは・・・

まずは、この写真を。


セシウム137の校正用基準線源(ガイガーカウンターを調整する為の密封された放射性物質)です。

鉛の遮蔽蓋で囲まれていますが、円盤自体は、数グラムで、9250Bq。
因みに価格は18000円くらい。

福島の土をタッパーに詰めて、線量を同じにすれば、この金額で売れるのか? と考えてしまいます。
ベクレルモニターとかに付属していると、80000円くらいします。


「がれき」受け入れの基準値は、1Kgのがれき中に8000Bqの放射性物質が入っていてもOKという事です。

大体、この基準線源くらいなんですが・・・

20cm離れて計測すると、もう分かりません。ん? くらいです。


    大した事ないですか?


でも、この線源を買ったショップさんは、「配達する方が被爆する」との事で鉛遮蔽したものしか売って
いませんでした。

鉛が薄いので、線量は半分くらいになるだけなんですが、ここは大事な事だな と思いました。

この線源は「密封」ですから、指で触っても大丈夫です。

大丈夫というのは、指に付着して、経口摂取するような「内部被爆」はしないという事です。

ただ、この線源を手渡すと、必ず皆さん逃げます。



    大した事ないですか?



皆さん、大人でしょうから、自分で考えましょう。

2012年4月25日水曜日

ただいま被爆中 というブログ

前回書いた興味深いブログという事で許可を頂きましたので、掲載しておきます。

「ただいま被爆中」という福島在住の方のブログです。

「虚しさなう」という部分で、学校のプールの話しも出ています。

暖かくなってくると、こういう問題も出てくるんですねぇ。どう考えても学校のプールには無理
があります。

時間があったら、是非細かく読んでみてください。

各種報道とは異なった、現地の目線から色々と書いてありますので、何が本質なのかわかるかと。


まぁ、最近は「原発マネー」の記事が多くて、散々お金貰ってるんだから・・・みたいな風潮になりつつ
ありますが、そんな事は政治的な話しですから、事故とは無関係です。

以前も書きましたが、私は原発反対派でも賛成派でもありません。

安全で、自然にやさしく、安定した電力を、安く供給してもらえれば良いです。

ただ、福島の事故で、100%安全ではなく、高いという現実が見えたので、問題だとは思います。

でも電気が止まったら困るのも事実です。

原発止めて、ただちに他の方法で発電できれば、それが一番良い方法である事は間違いないですけど。


月額5000円くらいで、ソーラーパネルと蓄電池を付けてくれるなら、明日にでも申し込むんですけどねぇ。

っていう具体的な方針と、現状の福島の問題をはっきりして、国民に胸を張って言ってもらいたいものです。


2012年4月24日火曜日

さて、福島は安全なのか危険なのか・・・

今更ながら、今の「福島」という地域について考えてみました。

  「ただちに影響は無い」

という言葉でしか表せない地域である 事くらいしかわかりません。

でも、普通じゃないですよね?

という事で、非常に興味深いブログを発見したのですが、まだ掲載しません。
なにぶんにも、ご本人様の許可を頂いていないもので。

メディアでは、「原発が収束」「福島県民が帰村」とか報道して、めでたしめでたし・・・


   有り得ません!

原発は、今でも放射性物質は「野ざらし」状態です。

燃料プールから使用済み燃料が顔を出すと、作業員は死に至るそうです。

正常な温度計が1個しか無い状態で、モニタリングできていると言ってますが、他の温度計
は何で壊れたかの説明はありません。

現場の元作業員の方が「再臨界の可能性は充分ある」と言ってました。

相変わらず、学者先生の方々は「気にするほどの線量ではない」と言ってますが、充分気に
するほどの線量だと思います。


手元に福島の土があるのですが・・・普通じゃないです。

こんな土のところで自分の子供が遊んでいたら と考えるとゾっとします。
まぁ、自分の子供は充分成人してますから、あくまでも「妄想」ですが。

でも、この土から1mも離れれば、普通なんです。


  測定は、地表から1m離れて行いましょう!

と良く言われていますが、それは完全に通常の地域の話しですよね?
って言うか、1mの基準は「子供目線」=「β線の届かない距離」=「低く出る数値」としか
思えないんですよねぇ。

何で原発の事故が起きたところで、地表近くで測定してダメなのか・・・

毒が落ちてるかも知れないのに、見過ごしなさい、気の所為です としか聞こえないんです。

と、福島から遠く離れた地域の人間が書いても、心が動かないですね。


浜岡や大飯がボッカーンとならないと、「無関心」なままなんでしょう。
悲しいかな、日本人って意外とそんなもんだったりします。

私は障害者になって、初めて障害者の気持ちに触れる事が出来ましたから。

2012年4月19日木曜日

ブリヂストンの自転車かごから放射線

まさか、自転車のカゴからコバルト60とは・・・有り得ない話しではないですけど。

10μSv/hくらいですけど、結構な量ですよね?
普通ではなかなかお目にかかれない数値です。

微量な為、健康に影響は無いらしいですが・・・聞き飽きました。

「身元不明線源」が混入したという事でしょうか。

中国から金物を輸入しているところは、測定義務が発生するんでしょうかね。
中国は、たしか日本から輸入するときは、0.2μSv以内とか言ってなかったでしたっけ??

原発と関係ないから、良しとするんでしょうか。

因みにコバルト60の半減期は5.27年。

ブリヂストンさんも回収した模様ですから、行政もそれなりの対応を取るのが普通でしょう。

鉄骨にでも入っていたら、台湾みたいになっちゃいます。


まぁ、今更という言い方もあるでしょうけど、放射線の測定が個人で出来るようになった事で
政府は色々な事に対応して行かなければならなくなったのは確かです。

2012年4月18日水曜日

放射能の除染剤

という内容で検索すると・・・またまた色々出てきます。

ガイガーカウンターの次は除染剤ですか。

という事でちょっと調べてみました。

代表的な除染剤と方法 というちょっと古い文献が出てきました。

ちょっと分かり難いので、放射性物質による汚染除去 の方が分かり易いですね。


何れにしても、高額な除洗剤に手を出す前に、水、中性洗剤で除染し、除染前と除染後の線量を計測する事から始めた方が良さそうです。

単純に水で流せば、二次汚染の可能性が高いので、除染した水は吸収ポリマーとかを使用して固形化し、汚染物質として役所に持っていってもらう というのが正しいやり方でしょうか。

実際、福島では高圧洗浄で除染すると、隣の家の線量が上がる と役所の方が言っていたくらいですから。

しかし、木材は1cm削るって・・・これは大変です。っていうか無理でしょう。

はぁ、気が遠くなりますね。

2012年4月15日日曜日

ミサイル発射・・・そして?

北の方ではミサイル発射、潔く失敗。

怖いのは、その次でしょうか・・・核実験。

日本では原発の稼動ですったもんだしてるというところで、核の実験なんぞやられたらどうなるんでしょうか。

まぁ、無い事を祈りますが。
今までと違って、民間人の多くが放射線の測定器を持っている状態になりましたから、もし実験後に放射性物質でも飛散してきたら、大騒ぎになるでしょう。

といってもプルトニウムはγ線のみ計測できる機器では分かりませんが。
というか、専門の機関で相当時間を掛けないと検出できません。

因みにストロンチウムも殆どγ線を出しませんので、シンチレーター方式では検出できません。


何が怖いって、ロケットの管制室のクォリティがあの感じで、核兵器に使う濃縮ウランとプルトニウムを扱っている事自体が怖いです。

まぁ、プルトニウムとかは重いので、飛んで来ないと思われますが、チェルノブイリの時は若干日本でも観測された模様です。

大飯原発の3、4号機もたぶん稼動するんでしょう。

1,2号機は日本製ではないので、余計に怖い。

3、4号機は以前も書いた通り、M菱重工さんですから、若干安心・・・なんでしょう。

ガイガーカウンターもいよいよ、「防災グッズ」の定番になりそうな気がします。

大飯原発で事故が起きれば、愛知県の平和ボケしてる人達も福島県の方と同じ以上になります。

原発の「絶対安全神話」が崩壊した今、地震と同じくらい用心した方が良さそうです。

2012年4月11日水曜日

放射能除去装置・・・

と言えば、宇宙戦艦ヤマトですが、もうTVで放送ですか。

ガミラス艦隊を東電と見立てた皮肉じゃぁ無いとは思いますが。w


思い起こせば、「放射能」というコトバがしっかり頭に入ったのは、このアニメからだったかも知れません。
時期的に、子供達に「危険なもの」というイメージを持ってもらうには丁度良い感じだと思います。


さて、イスカンダルからの贈り物は日本に届くのでしょうか。

2012年4月9日月曜日

内部被ばくと外部被ばく

世間は、「津波の高さ」で盛り上がっている(?)模様ですが・・・研究者が50mの津波が来ると言ったら60mの堤防だの、高台の避難地をどうにかするんでしょうか?

私は脚に障害がありますので、ほぼ高齢者(いや、それ以下)と同じ感覚なんですが、そんな遠くまで逃げる事は不可能です。

なので、頭に浮かぶのは、「浮いて流される」事だけです。

  津波対策で莫大な費用を使うなら、
  お年寄りには「ライフジャケット」を常備してあげてください。

などと考えてしまうわけです。浮いて流されてれば、助かる確率も多少上がると思うのですが。


話しがあっち向いてホイッ でした。


今、被災地や近隣、がれきの受け入れ地域の方々の心配は、どこにあるのでしょうか?

「外部被ばく」なのか「内部被ばく」なのか? です。

昨日、TV(鉄腕ダッシュ)で雪解けのダッシュ村での線量を放送してましたが、若干下がったくらいでしたね。

線量が高いところは、「外部被ばく」で、他は「内部被ばく」という解釈で良いとは思っているのですが、それ以上に「無関心」が一番多いのではないかとも考えています。

この「無関心」な人達が、ある意味一番怖い存在ではないか とも思ったりします。

普段から気にしている人達は、線量計で空間線量を計測して「外部被ばく」と向き合っていますし、「内部被ばく」に関してはもっと神経を使っていると予想されます。

気にしていない人達は、普通に買い物をしています。

そこに「xxxxxベクレル/Kgが検出」と報道されれば、「もうしいたけは買わない!」となるわけです。

これに尾ひれが付いて、「あの店では買わない」とか「やっぱり西日本のものしか買わない」とかになって、これまたネットで広がって、「風評被害」になるわけです。怖いです。

皆さん、今の環境で、空間線量は何μSvくらいですか?

子供の遊び場の土壌は、どのくらいの正常値ですか?


取り合えず、雪解けですので、一回は計測しておいて損は無いと思います。
安い線量計でも、高価な線量計でも良いじゃないですか。

血圧だって、毎日測る人も居るし、年に1回しか測らない人も居ますけど、測った事無い人は少ないです。

「がれき」が来てから、線量が0.1μSv/hになった! とか言わないでくださいね。


2012年4月6日金曜日

愛知でも出ましたね、放射性物質

愛知の幼稚園の食事に使われた「しいたけ」からセシウムが検出されましたが・・・

そりゃ、出ますって。

茨城の事を今更言ってもしょうがないですが、去年の時点で線量が高い地域だったじゃないですか。
実際、私の知り合いの方も茨城にうちの測定器を持っていって、「高い!」と報告も受けてたので。

でも自治体は、「風評被害だ」という意識ですから・・・

検査も全部やっているわけじゃないですから、「すり抜けた」というより「全部検査してません」が正しい表現です。

乾燥しいたけ1Kgで1400ベクレル・・・これはGM管でもそれなりに「何かおかしい」と分かるレベルです。

「しいたけ」にはカリウム40(約700ベクレル/Kg)も結構含まれていますけど、倍以上になれば流石に分かるんじゃないでしょうか。


結論。

結局、「知らぬが仏」では自分の首を絞める結果になる。


という事でしょうか・・・

生産者や出荷している自治体に文句を言うのも筋が違うと思うので、これが「ジレンマ」というものでしょう。

「がれき」の問題も、受け入れたいけど、色々と面倒というのが本音でしょうね。

未だに、「がれき」の遠くで線量計持って「0.06μSvですね。」とか簡単に言っている映像を見ますが、「安心感」を出そうとしているのが見え見えなんです。

そりゃ、「線量が高いですね」なんていう放送を流すことが出来るわけがありません。
でも、もう分かっている国民が多いんです。

  「低いだろうけど、高いところもある」

という事を。

「がれき」も絶対にすり抜けます。

それを前提で、処理を行う施設を考えるのが先だと思うのです。

やっぱり、東北方面にお金を使って、焼却施設作って、雇用を増やして というのが一番だと思うんですが。

2012年4月5日木曜日

原発の再稼動と消費税

何だか、妙なところで騒がしいですね。パンピーに関係ないであろうところで。

原発が無くなれば、3兆円くらいの支出で、電気代が2割アップ!

収入を消費税でまかなって、電気代はもとに戻らず!

企業は海外にシフト!

日本空洞化・・・

という事はですね、原発反対!増税反対!という理念を貫くならば、絶対節電!も貫かねばなりません。
そもそも火力発電じゃぁ、地球温暖化対策に反するわけで・・・

話しは反れますが、
25%削減するっ!最低でも県外!と仰った宇宙人が、また「僕はイランに行くっ!」とこの大変な時に何をしでかすつもりなんでしょうか。
アメリカが、天然ガスを日本に供給しそうな時に、態々空気を悪くしちゃあイカンでしょう。

かと言って、我々に出来る事は・・・節電するくらいしかできないんですかね。

ネットで「手回し発電機」を探していたら、結構安いのがあるので、買ってみようかと思います。
中華製はなるべくパスして(笑)。

  スマホの消費電力を手回し発電が超える事は出来るのか!

絶対無理でしょうね。間違いなく筋肉痛になりますし。

食品検査が何故難しいのか。

ベクレル、ベクレルと簡単に報道してくれてますが、誰も説明してくれません。
(ベクレルとは、放射性物質が1秒回に放射線を出す個数 ← 超省略です)

シーベルトだって、簡単に説明できません。でも、何となく数値はわかるようになってきましたよね?

現在の日本では、通常の空間線量は0.06μSv/h 程度とします。

先生方の調査と計算から、簡単な数値表現がされています。
線量計で計測して、

 0.1μSv/h なら その土壌は 約200Bq/Kg

まぁ、土壌を食品に置き換えるのはちょっと・・・ですが、逆算すると、

 50Bq/Kg なら 0.025μSv/h 

となります。
実際は、経口摂取とか、吸引摂取とかで係数があるので、もっと複雑になるのですが。

通常のバックグランドが0.06μSv/hとしたら、1Kgの試料で0.085μSv/hに変化する事を意味します。

これは、ロックコンサートの最中に携帯の着信音が聞き取れるのか? くらいの数値じゃないですか?

          例えがいまいちですけど。

で、尚かつ、それがセシウムかどうか という核種判別もする必要があるわけです。

0.025μSv/h という数値は、バックグランドの状況で上下しても全然おかしくない値ですから、厚さ15cmもある鉛の箱で遮蔽する必要があるわけですね。

因みに鉛ではなく、鉄だと30cmくらいの厚さが必要みたいです。 


しかし、100Bq/Kgのキャベツがあったとして、1Kgは食べないですから、100gだと10Bqとなるわけで、別に大丈夫となるわけです。

乳児食品は1Bqでもセシウムが入っていたらアウトだと思いますけど。

うむぅ。考えれば考えるほど難しい。

個人で判断するなら、明らかにバックグランド値より高い数値ならパス!なんでしょうけど、そんなものは流通しないと信じてます。

2012年4月2日月曜日

食品セシウム(放射性物質)の新基準値の行方

食品のセシウム(Cs134,Cs137の合計)の新基準値が4月から適用との事ですが・・・

こいつは、結構大変です。

  ・飲料水    10Bq/Kg
  ・牛乳      50Bq/Kg
  ・一般食品  100Bq/Kg
  ・乳児用食品 50Bq/Kg

1500万円もするゲルマニウム半導体を使用した検査機器でも、30分くらいかけて検出できるレベルですが、全国で200台程度。
NaIシンチレーター+スペクトラム分析器(数百万)でも、相当時間が掛かると思われます。

規制値を厳しくするのは良いですが、検査はどうするんでしょうか?

今でも充分すり抜けていると思われるのに、検査待ちの時間が長くなれば、生産者としては待ってられないから、出荷するしか方法が無くなってしまいますよね?

かと言って、消費者の手元にある測定器で測れる数値ではないし・・・


  まさか、これが狙い?

そんなわけ無いと思いますが、「放射線測定待ちの為、商品がありません。」と言われても困るわけで。
自主検査するにも、検査機器を導入する費用が発生しますし。
全部検査したら、売るものが無くなっちゃいますがな。(苦笑)

ただ、暫定規制値でも、規制値超えは全体の0.5%との事なので、神経質になる必要もないのですが、こうやって規制値を設けられれば、生産者としては無視するか、無視しないか の2択になってしまう気がします。

これが、また物価に跳ね返って来るとなると・・・複雑です。

消費者の思いと、生産者の思い、政府の思惑 の接点が見つかるのでしょうか。

2012年3月29日木曜日

原発2号機・・・ひどいですね

72Sv/毎時・・・6分で人が死ぬ量だ。  とさらっとメディアには書いてありました。

  どうやって、廃炉するんでしょうか。

議論している内容が知りたいですねぇ。
もう、映画のアルマゲドン的な解決方法しかない とか洒落になりません。

60cmしか水が溜まってません。毎時数トンの水を流しているのに。 とも書いてあります。


  どこへ行ったんでしょうか!?


  で、強制的に値上げですかっ!?


ある意味すごいですね。事故起こして、脅迫する会社は始めて聞きました。


で、この72Svという線量はどのくらいか、過去の資料を辿ってみたら、何とびっくり。

  ガンの放射線治療でガン細胞に照射する放射線量が70Svくらいだそうです。

という事で、そっち系を調べたら、一回の照射が12Gy(グレイ)で4回・・・48Gy。
X線ですから、1Gy=1Svなんで、48Sv。

たしかに、治療内容によっては70Svくらいになるかも知れませんね。

ヨメが乳ガンで、放射線治療をしてますので、今度資料を見てみます。
因みに治療が終わった時には、患部が焦げてました。

って、うちの夫婦は相当被ばくしてますね。

2012年3月27日火曜日

福島県の環境放射線量

県が発表している、福島県の放射線量マップを過去から眺めていたのですが、思ったより下がってないですね。
モニタリングポストの位置(高さ)が分からないのですが、たぶん地表から1メートルくらいでしょうか・・・

事故直後のデータは、サンプル数が少ない(というより、人が計測したのかも知れない)ので、比較する事がおかしいのかも知れませんが。

「SPEEDY」がはじき出した情報と、実測値の分布がほぼ同じであるというところは、ある意味すごいです。
この情報を信用しなかった政府も、すごいですけど。(これは、完全に皮肉です)


しかし、この線量分布を見て、「高い」と思うか「思ったより低い」と思うか・・・個人の判断しかないんですよね。

たまに、こんな質問をされる時があります。

 「福島に行っても大丈夫でしょうか?」

 大丈夫に決まってるじゃないですかっ!

原子炉の中に入るわけじゃぁあるまいし・・・


集団検診の胸部レントゲン1回で、0.6mSv。(600μSv)

これは、5μSv毎時の場所に、120時間(約5日)滞在した時とほぼ同じ という計算です。
(合ってるんか?)

郡山の0.5μSv毎時なら、1200時間の滞在です。(約50日)


私も病気が発覚した時に、病院でX線CTを何回も受けているので、たぶん福島の方々と同じくらい被ばくしていると思います。(10mSv×3回でも30mSvですから)
検査の名前は忘れましたが、脊中管(脊髄の収まっている管)に直接バリウムを流し込んで、リアルタイムにX線で「バリウムの流れを見るやつ」ですから、相当な量だったと思われます。

もちろん先生達は、鉛の遮蔽エプロンで鉄壁ガードでしたけど、私はほぼ裸・・・


そんな話しは、どーでもええですわ。


問題はどこにあるか? という事ですが、実際に住んでいる方々はこれから何年、年十年と現場に居るわけです。

放射能という見えないものと向き合うには、それなりの覚悟と知識、検査は重要だと思います。

そういう意味では、心配無用! というくらい福島県では「検査」以外は充実しているみたいですね。

もう少し、分かり易い説明でも良いと思います。



  「はい!あなたの地域は、年にレントゲン20回受けるくらいの線量です。」
  「日本、ニューヨーク100往復くらいです。」

とか。余計に分かり難いですか・・・
でも、このくらいの方が、「ただちに危険ではない」けど、「結構、大変だな」くらいで、余計なストレスにならなくて済むと思う、放射線の素人です。





2012年3月23日金曜日

原発事故後、2ケ月経過の時

原発事故後、2ケ月経過した時に、ある意味話題になったサイトがあります。

  ここ。

ソフトバンクの孫さんがツイートした事で、一気に10万アクセス・・・
そして飛び交う賛否両論。

いかに日本全体がヒステリックな状況だったかわかります。
一番の争点は、「β線とγ線」「放射線の表現のし方」です。

シーベルト/毎時というのは、生体への被ばくの大きさを表す単位なので、飛距離が長いγ線だけを計測して表現しろ!
知識の薄い個人が計測した値で、世間を騒がすな!

とか・・・荒れまくってましたね。

このあたりから「風評被害」という言葉も出てきた時期だと思います。


あれから、1年弱経過しましたが、世間はどうなんでしょう。
最近は、めっきり放射能の記事が減りました。増えたのは「がれき処理」の記事でしょうか・・・


実際、福島全体で見ると、空間線量はかなり低くなってきました。
何となくですが、山側が減って、平野部は変わらず という感じがしますが。

これは、自然現象による拡散でしょうか? それとも除染活動の効果でしょうか?

まぁ、このあたりは専門家に任せて。(たぶん両方なんでしょうけど)

実際、福島県民の方々の現在の心中はいかがなものでしょう。

  「もう大丈夫。」

  「いやいや、これからが大変。」

どうなんでしょうか・・・

暖かくなってきたんで、福島に行きたいですね。
放射線にも興味はあるのですが、それより地元の人達の生の声が聞いてみたいです。


聞いたところで、何も貢献できませんけど。
でも、現地に行く という事が大切な気がします。


   「この、偽善者がっ!」

とか、やめてくださいね。
意外と真剣なんです。

ただ脚が悪いので、行動に移すまでが大変なだけです。

放射能に汚染された食品検査は・・・

放射能に汚染された食品検査は・・・奥が深くて、難しいですねぇ。

政府の基準値がどんどん下がっていますが、技術的にはどんどん壁が高くなります。

核種については、よく「原子力資料室」を利用させてもらっているのですが、科学と物理と数学の知識に加えて、検出器の電気的な知識(それもアナログ系)・・・そしてソフトウェアの利用。

  これ、全て自力で解析できたら、NASAに就職できるんでないかい?

っていうレベルです。

といろいろ考えていると、「数百万する機器」というのも納得できるのですが、問題は金額ではなくて、全て理論的に合っているかどうか? が問題なわけで。

  「ほげほげ機関に出して検査したからOK!」

自体に?マークが付いてしまうわけです。

機器はそれなりに校正されている(これも良くわからないですが)としても、試料の重量測定や、どのくらいで刻んだのか、センサーからの距離は大丈夫なのか・・・

と、ついつい考えてしまうのですが、一般的に考えれば、「考え過ぎ」ですね。


非常に興味深いサイトを見つけましたので、興味のある方は覗いてみてください。

今更、初耳だったのが、「放射線源から見たセンサーは、立体角という」くだりです。
であるからして、線量(率)は、点線源から距離の二乗に反比例するというところが、はっきりします。

まだまだ、これから勉強しますぞ。


現段階で言える事・・・パンピーが買える放射能測定器では、政府の基準値レベルの食品汚染は測れません。仮に測れたとしても、数百時間を要するでしょう。


まぁ、オッサンはガイガーカウンターで測れるものさえ食べなければ良いとは思ってますけど。

2012年3月20日火曜日

愛知県は「がれき」受け入れ決定!?

知事が表明しましたが、まだ決定では無いんでしょうね。

場所的には、海岸沿いの火力発電所内 との事ですが、受け入れるなら、そこしか無いと思われます。
風向きや、大型タンカーとかで運ぶ事考えると、一番賢明でしょう。(と、専門家ぶってみる)

  海洋汚染があったとしても、分かり難いですし。

陸送は止めた方が無難ですよね?
多量の住民の反対が予想されます。

しかし、処理場まで作って処理するのに、国からどのくらいお金が落ちるんでしょう。

やっぱり現地に処理場を作って、雇用した方が良いと思うんですが・・・


前回の「ポチっとアンケート」の結果は、賛成多数でした。


    サンプル数が少なすぎて悲しくな悲しいです。

本来、こういう使い方するものでは無いですが・・・


しかし、福島の子供達のアンケートで、「放射線は気にしていない+わからない」という回答が60%超えには、びっくりです。

十年後に何も無い事を祈ります。
原爆後に、長崎、広島の出身の方々が経験した「変な差別」が一番怖いと思うんです。

考え過ぎですか?

2012年3月17日土曜日

愛知県は瓦礫受け入れ拒否か!?

愛知県は、瓦礫の受け入れを拒否するんでしょうか?

こういう書き方は良くないですね。まるで、私が賛成派に聞こえます。

でも、今は中立的な感じなんです。本当に被災地の方々がそれを望んでいれば ですけど。


基本的には、被災地に「お金ともの」を落して、現地で処理するのが一番です。
雇用も増えますし、放射性物質の拡散も防げます。

じゃぁ、「瓦礫処理募金」とか「瓦礫処理税」とかすれば良いんではないかい?

これがまた色々と利権が絡んでるんで、一筋縄ではいかんのでしょうね。

さて、どうなる事やら・・・


少ない数でアンケートでも取りますか。


   ・受け入れ反対! の人は「いいね」をポチっとしてください。

   ・受け入れ賛成! の人はスルーしてください。

結果は、私しかわかりません。(苦笑)

って、そこまでアクセスないので、サンプリングできませんけど・・・(涙)
何の為のデジタルテレビなんだろか・・・こういう時に使うべきなのになぁ。

紅白のどっちが勝っても、「どーでもええやんけ!」と思うんですけど、こういう時に投票しないと、なんだかなぁって感じになります。

2012年3月16日金曜日

瓦礫の処理

以前も、武田先生の「瓦礫処理のトリック」を紹介しました。

果たして真相はどうなのか?

これは、現地に行かないとわからないんでしょうね。それも全ての場所の視察を、第三者機関(東電と行政に傾いてない中立なところ)で。

膨大な量の表面だけ測定してもわからないんでしょう。
考えてみれば、初期に汚染された状態から、雪や雨で結構な量が、瓦礫の中に染み込んで行ってそうな気がします。

東京では、瓦礫到着場所に私物ガイガーの持ち込み禁止だの、35μSv/hだの、すごい状態になっている模様ですが。(情報ソース

もし、これが本当ならば、武田先生の内容が正で、メディアを含めた行政等が誤という事になります。


もともと、行政は個人が放射線を測定するのを嫌っていますし、報道は単位はμSv毎時から、ベクレル/Kgという単位に切り替えて、もやーっとさせている感は否めません。

これは、現在のガイガーカウンターのある意味盲点です。
もともと、ベクレルとは1秒間の崩壊個数ですから、その個数をカウントするガイガーカウンターはお得意のはずなんですけど、1Kgあたりとか、1平方センチメートルあたりとか、1平方メートルあたりとかの分母を変えられると、一気に計算できなくなってしまいます。

当初は、突然「シーベルト」と表現され、

次は、「ベクレル/Kg」・・・

そのうちに、「レム」とか「グレイ」とか「レントゲン」とか、放射線技師しか知らないような単位で表現し始めるんでしょうか。

しかし、東京の瓦礫の汚染度が本当ならば、マズイですね。


  瓦礫 汚染度   でググッて見てください。


あとは、国民が自分で判断するしかなさそうです。

2012年3月14日水曜日

自然現象での除染率

今日の新聞に載ってましたね。
自然の雨や風でどの程度放射性物質が取り除かれるか・・・1年で2%だったらしいです。

「取り除かれる」ではなくて、「移動する」ですよね?
結局、水の流れが良いところは、放射性物質が流れて移動するので、必然的に線量は下がるわけです。


セシウム134の半減期は約2年、セシウム137の半減期は約30年です。
一方、セシウム134の方が放射線の放出される数が、3倍程度ですので、あと2~3年すれば、空間線量はかなり現象すると思われます。(たぶん、半分くらい)

 が、

あくまで「空間線量」であって、放射性物質が無くなるわけじゃないですから、楽観視はできません。
逆に、空間線量が低くなった分、どこかに「移動した」わけで・・・

チェルノブイリでも、突然線量が上がったりする現象(何て言うのか忘れました)が起きている模様です。


で、何が言いたいか・・・


自然任せだと、どこに移動したか分かり難いので、やっぱり人工的な除染が必要だ という事です。


   そんな事、誰でも思っておるわっ!

というオチになるのですが、何か効果的な方法は無いものでしょうかね。

 (土の部分)
 ・大量のミミズを発生させる→吸収させる→回収する→原発敷地内に集めて遮蔽。
 (かなり気持ち悪いですけど)

 (コンクリート等)
 ・大量の藻を発生させる→吸収させる→回収する→原発敷地内に集めて遮蔽。


うむぅ。どちらも素人考えで、ダメですか。
水で流すと、川に流れて、最終的に海に流れて・・・その間に食物連鎖・・・。

線量の高いところは、まずは自分の家の周りの除染ですから、流すしかないですもんね。
これを、行政がどこかでフィルタリングして回収せねば、いかんでしょう。

何でも、2年後には、東京の川が汚染される との話しもあるくらいです。
(情報ソースは忘れました。すみません。)

さて、明日は「ラジウム測定」です。

2012年3月13日火曜日

放射線とホルミシス効果

「放射線ホルミシス」の詳細は、リンク先を見てください。(たぶんチンプンカンプンですけど)

要するに、ラジウム鉱石による低線量被ばくにより、色々と健康になる というものです。
玉川温泉が湯治に利用されるのは、これにあたります。

まぁ、以前我が家で見つかった「謎の放射性物質」もこの類に入るわけですが・・・

この「ホルミシス効果」のひとつに「加齢臭」を抑える効能がある、というところが面白いです。
もし本当に効果があるなら、団塊の世代の方々には朗報ですよね?

  私は、まだ先ですけど・・・

我が家にあった、「謎の放射性物質」で、唯一変化が見られたのは、お湯があまり汚くならない という事はありました。
微生物が、放射線で死んでしまうのでか、分解してくれるのか・・・科学者ではないのでわかりません。

「ホルミシス効果」に関しては否定はしませんが、ラジウムと言われて、高額な商品を買う時には、ガイガーカウンターで、一応計測してください。

今日も知り合いのお店で、計測させていただきました。
ネックレスでしたけど、ざっくりβ線合わせて、1μSv程度でした。
表面はコーティングされていましたので、経口摂取する可能性も少ないと思われます。

もし、こういうネックレスをして、「お父さん!加齢臭がしなくなったね!」とか言われたら、効果ありと判断すべきでしょうか。


「ホルミシス効果」が、現在の福島の「人の造りしもの」である放射性物質にあてはまるかどうかは、不明ですが、前向きに考える為の「よりどころ」としては、ありかも知れません。

もちろん、避けられるものなら、避けた方が良いに決まってますけど。

温泉だって、何年も入っているわけでは無いですから、ヒット&アウエイであるからして、効果があるのかも知れませんし。線源の半減期にも色々と影響しそうです。

何れにしても、結果が出るのは30年後くらいでしょうか・・・

2012年3月11日日曜日

チェルノブイリ事故後のベラルーシ

ベラルーシの農業の事をTVでやっていましたね。
日本の緊急避難区域と同じくらいの土地でした。

農地を区画で色分けした「放射線汚染度マップ」を見ながらの作付けでした。

以前書いたかどうか覚えてませんが、原発事故が起きた時に「ヨウ素材」というものを呑む事を勧められています。

ヨウ素127という、放射性ヨウ素の安定した同位体で「安定ヨウ素」と呼ばれています。
ようするに、放射性ヨウ素を取り込む前に似たような、安全なものを摂取すれば、甲状腺がある一定量以上は取り込まなくなるので、使われているわけです。


セシウムに良く似たものに、「カリウム」があります。


ヨウ素と一緒で、農地にこのカリウムを撒いて、農作物にはカリウムを吸収させて、セシウムの吸収を減らせる という事なんですが・・・カリウムを撒きすぎてもダメだし、少なければセシウムを吸収してしまうわけで。


これって実証実験できそうな気がするんです。(すみません。完全に素人考えです)


農業の専門家と科学、物理学の専門家が取り組めば、やってみる価値があると思うんですが。


  奇
  跡
  の価値   というプロジェクト名で・・・(たまに出るエヴァネタw)


ベラルーシでは、土壌は政府の基準値を超えているけど、収穫した作物は基準値を下回っていると。
まぁ、20年以上経過しているわけですから、ここまで来るのに相当な年月を要したと思われるのですが、頭が下がります。

2012年3月6日火曜日

アリンコの詩

早いもので、震災からもう1年ですか・・・

震災後に自分に何が出来るのか。
システム屋に出来る事なんぞ、何も無い事に気が付き、愕然としました。
電気が無いと何もできないですし。

そんな時に、知り合いのバンドが1曲の詩を作りました。

  「アリンコの詩」

その頃に、こういうブログを立ち上げるという考えも無く、それまでもソーシャルネットワークと言えば、mixiで遊んでたくらいでしたから、知り合いのTV関係の友人に頼んだりして、何とか現地の人に届け!と願ってはいましたが・・・

今考えれば、被災地にネット環境自体あるわけでもなく、今でもインフラ整備が追いついてないんでしょうから、浅はかでした。

その後に放射能に関して勉強して、ガイガーカウンターを作る というところに到ったわけですが・・・

という事で、本日は放射線に関係ないお話しですみません。

2012年3月5日月曜日

福島のものを測る!(土壌)

なにやら荷物が送って参りましたが、送り元は福島県。

取り合えず、放射線の測定・・・ピッピッピッピッピッ と。


   むむっ!


比較的空間線量が低い地域(それでも0.15μSv/h)の方から送られてきた「土」でした。
確かに、数センチも離れれば、通常の反応です。

取り合えず、慎重に開封して(← 大袈裟です)、マイカ窓のタイプで実測開始!
という事で、文章では表現できないので、初動画。スマホでごめんなさい。







これが、現状です。
確かに、空間線量は下がっているでしょう。
1mも離れれば、通常値に近い値になる可能性だって有り得ます。

しかし、この土で自分の子供が遊んでいても平気で居られますか?
これは、通常使用している、線源ではなく、その辺りにある普通の土なんです。
(別にマントルを砕いて混ぜてるわけでも、ありませんw)

動画でもわかりますが、数十センチ離れただけで、分からなくなってしまいます。

別に世間を騒がせようなんて気持ちはありませんが、現実は現実。
よく観察しましたが、やっぱり普通の土です。

教訓。

 ・空間線量が下がったと言って、油断しない。
 ・土を触ったら、手を洗いましょう。
 ・風で舞う可能性があります。風の強い日はマスクをしてください。


今回測定した「土」は、取り合えず金庫で厳重に保管します。(微量ですけど)
少量の米とかなら、計測後に家で混ぜて食べちゃいます。(ヨメに内緒で)

2012年3月4日日曜日

雪解けと瓦礫の処理

相変わらず、被災地の「瓦礫処理」が進まない模様ですが、武田先生の記事に何やら載っていました。

山火事と花粉、雪解けに対する注意
「瓦礫」のトリック

瓦礫の量が、阪神淡路大震災の時とそんなに変わらない という事ですが、やっぱり相当量が海に持って行かれたという事でしょうか。

瓦礫処理費用も3倍・・・まぁ、色々裏がありそうですね。

瓦礫の処理に関しては、我が愛知県でも賛否両論で、結論は出ないと思います。
何せ、花火を断ったくらいですから。(後に謝罪)

私的には・・・

現地で処理を行うのが一番だとは思います。

 ・現地の雇用が増える
 ・放射能の拡散は、少しでも抑えた方が良い

もちろん、被災地にそれなりのお金と、施設を設ける事が前提ですけど。
他県に持って行って、非難を浴びるくらいなら、その費用を全部被災地に投入して、窓口を作れば、それなりの業者も目を輝かせてきて、さっさと片付けてくれそうな気がします。

しかし、「80%は被災地で処理する」と決めているのに、こんなに進まないのは何なんでしょう。


沖縄県の知事も受け入れるとおっしゃってましたが、沖縄まで運ぶだけで、すごい費用が発生する気がするのは私だけでしょうか?

被災地の方々の本音はどうなんでしょう・・・

「他県の気持ち」はありがたいけど、金・物・人を政府が出して、とっとと片付けてくれれば、場所は選んでないとおもうのですが。


「宇宙戦艦ヤマト」というアニメで、放射能除去装置をイスカンダル星まで取りに行く というのがありましたが、まさかアニメの世界観が現実になろうとは・・・

「日本沈没」という映画もありましたが、そういう方向に向かっているとか!?
確か、あの映画も三陸沖の地震から・・・ やめましょう。


何れにしても、雪解けと春一番(風)には要注意です。


2012年2月29日水曜日

福島の農家の方々の焦りと困惑

もう春の足音が聞こえ始める、今日この頃ですが、お米の作付けも近くなったものの、未だ福島県の農地への対応ははっきりせず・・・

反転耕」という対策も随分前に発表されていましたが、既に普通に耕してしまった農家の方々も数多いらしく、手遅れ感は否めません。

しかし、このまま放置すれば、田んぼ自体が死んでしまうわけで、広大な優良な農地が無くなってしまうのも悲しい事です。

今日の新聞の記事で、頭に残っているのは、農家の方の話した内容。

  「孫に食べさせられない米を作るわけにはいかない。」

この言葉の裏には、計り知れない思いが込められていると思いました。

もし、1940年代のときの「ビキニ環礁」やら、1960年代までの核実験中に、民間人がガイガーカウンターを持っていたら、日本中が大騒ぎになって、日本中が農作物の生産中止になっていたのか?

あの頃の米には、何ベクレル含まれていたのか・・・

っていう事で過去の資料を見ても、「魚の表面から1cmで100CPM超えたから捨てた」とかの資料しか見つからないです。

その頃のGM管がどの程度か?と言えば、今のSBM-20程度と考えられるので、(あくまで予想です)通常の空間線量の5倍・・・つまり0.3μSv程度なので、以外と納得できます。

という事は、昔はGM管で通常より、ピーピーガーガー鳴ったら危険だけど、鳴らなかったらオッケーという判断だったと推測できます。


実際に田植えをしてみて、どの程度米がダメなのか という方法もあるとは思うのですが、ダメなものを作り続けるほど辛い事は無いですから、やっぱり無理なんですかねぇ。

収穫出来たら出来たで、そのまま流通する可能性はあるわけなんで、そこを考えると・・・


農耕民族の日本人には答えが出せない、大きな問題です。

もの造りの世界でも空洞化しているのに、米の生産も減って、TPPの問題もあり、この国はいったいどこへ向かっているんでしょう。


  「復活!黄金のジパング!」

とかいう景気の良い話しも聞きたいものです。はぁ~

2012年2月27日月曜日

放射線のQ&A

あまり、放射線で皆さんを煽る事ばかり書いてると、これまた色々と問題になりますので、安全な方向を向いているサイトのリンクを「お勧めサイト」に貼っておきました。

「暮らしの放射線」


質問の内容も、非常に一般的な内容ですし、その回答も分かり易いと思います。
# 突っ込みどころは、少々ありますが、基本的には「安心感」を提供していますから。


福島在住の方以外の方は、参考にされると良いと思います。(別に毒を吐いてるわけじゃないです)

2012年2月26日日曜日

名古屋港の輸出用中古車から放射線

ネット上の情報ソースはここですが、新聞にも出てましたね。

この状況は、去年の10月くらいから懸念されていたんです。

有名なH社の個人用シンチレーター方式の線量計で計測して輸出したら、海外で検出されてしまった との事。
これ以降、港ではGM管方式で計測する方針に変わったらしいです。


  やっぱり、表面汚染の計測はGM管方式が有利です。


と、計測できたのは良いとしてですよ、問題はここから。


  返された車の行方はわからず。


     っておいっ!


という事で、除染されたかどうか判りませんが、国内に出回っているんでしょうね。

何で中古車屋さんは、自分のところで計測して除染しないんでしょ?

手間が掛かるから?
自分に関係ないから?
面倒でやってられない?

自国で起きた事故ですから、みんなで関心持ってやっていきましょうよ。
福島の人達は、もっと大変なんですから。


なんだか、ちょっと腹立たしく思えるのは、自分だけでしょうか・・・

2012年2月23日木曜日

南相馬市の黒い謎の物質

緊急避難区域が解除されている南相馬市ですが、毎時200μSvという強烈な「黒い物質」があると報道されてましたが・・・

「藍藻(らんそう)類」という事で、藻(も)のたぐいだそうです。

しかし、気になるのは、「α線、β線」が多いと朝日新聞の報道であるわけです。

セシウムはα線を出しません。
プルトニウム、ウランはα線出します。


   こりゃ、危険だと思います。


前にも書きましたが、α線を出す放射性物質を体内に取り込んだら、非常によろしくないです。
子供が触って、手を口に入れたら・・・
乾燥して風で舞ったら・・・

まぁ、天然のラジウムならまだ良いのですが、プルトニウムとかウランなら洒落になりません。
専門家の方々に任せますが、自己防衛はしたほうが良いと思います。


しかし、「藍藻(らんそう)類」がカリウムと間違えてセシウムを取り込むなら、こういうのを逆に利用できないものでしょうか?

原始的な生物に摂取させて、固体化すれば目に見えやすい分、除染し易くなりませんか?


  「あそこは黒いから危ない」
  「役所に頼んで、除染してもらおう」

となるじゃないですか・・・素人考えですけど。
放射線の怖いところは、「何も感じない」ところですから、五感のどれかで見分けが付けば、避けられると思うわけです。

これまた、専門家の方々はとっくに考えている事なんでしょうけど、机上の空論で終わってない事を祈ります。


   がんばろう!日本!

2012年2月20日月曜日

全国市民放射能測定所ネットワークの会合

「全国市民放射能測定所ネットワーク」の初会合が開催された模様ですね。

こういう会合は興味があるのですが、変な営業活動と見られてもいけませんし、忙しいのも手伝って静観状態でした。

「市民測定所」をこの地域でやっても良いのですが・・・みなさん興味があるのかどうかもわかりません。

ただ、こういう草の根的な活動は震災後に、必要だと思ってましたので興味はあります。
その為のツール作りが始まりですから。

こういう方々の為にも、もっと良いものを造って行かねば・・・と思うわけです。ハイ。


雨や雪が降ると、大気中の自然放射性物質が降下するので、若干値が上がるんですね。
やっぱり高くなって正解でした。(以前、雪の日の測定の話しです)


2012年2月16日木曜日

やっぱり自然界の放射線は強烈でした。

ぼちぼち線源の保管場所を決めないと、会社の人間が被ばくしてはマズイと今更ながら思い付きまして(苦笑)、耐火金庫がある事に気が付きました。

まぁ、古い金庫です。
お金は入っていません。重要書類だけなんですが・・・



とりあえず、バックグランドが変化するのか確認する為に、2分間のカウントダウンモードで計測します。(こういう時便利ですね)
計測開始ボタンを押して、速攻で金庫を閉めます。


2分後に「ピロピロピロ」と計測完了音がかすかに聞こえたので、値を見れば・・・

         0.05μSv


やっぱり、相当な鉛の箱じゃないとダメですね。自然界の放射線(宇宙線)はすごいです。
よくよく考えれば「今更」という話しですけど、「もしかしたら」という気持ちになるくらいゴツイ金庫なんで見た目に騙されます。

今度は、線源を中に入れて計測してみますが、距離が離れるのでそれなりに下がるでしょう。

で、何が言いたいか ですけど、



     一次保管場所を作るのは良いのですが・・・
     どんな構造にする予定なんでしょう?


と言う事です。
風で飛ばされず、地下に染み込まないようにすれば、取り合えずは良いという事なんですかね?

2012年2月12日日曜日

原発 2号機大丈夫なんでしょうか?

2号機の温度が80℃超えた・・・温度計の不良です。様子を見ます。


   そんな簡単に壊れる温度計を使う事自体、おかしいですから!


どこのメーカーの温度計か教えて欲しいものです。
冷温停止と言いながら、相変わらず放射能は出続けてるわけですし・・・

技術屋としては、とても悲しいです。
小型化と省エネに努力するのは良いですが、人間が宇宙で暮らす事ができる時代に、何故原発の処理を優秀なロボットで解決できんのか。

我々のような零細企業ならまだしも、国家規模の予算と人を投入すれば事故後でも出来たんじゃないですか?

ホンダのASIMOや、日本の工作機械メーカーの技術は素晴らしいのに。
放射線でチップが壊れるから上手く動作しない・・・とか今更でしょう。

大体、温度が高いから水かけて冷やすだけなら、小学生でもわかりますがな。

原発の現場で働いてる方々は大変でしょう。
福島の方々も心配でしょう。

世界的な問題なわけですから、もっと色々な業界の知識人を集めて、具体的な解決策を提示すべきです!

「じゃぁ、オマエが行け!」 と言われそうですが、残念ながら拝む事くらいしかできません。
原発には闇が多すぎます。

「もんじゅ」もどうなる事やら・・・

2012年2月9日木曜日

謎の放射性物質(続編)

という事で、前回GX-ZERO-1の内蔵GM管(SBM-20)で測定した「風呂にあった放射性物質」がラジウムなのかを検証してみました。


マイカ窓のGM管で「LND-7313」という、写真のもので計測しました。
(Inspectorで使われているものとほぼ同等品です。見た事が無い人の為に裸にしました。)

あえて、μSv毎時で表現しますが、お許しを。

遮蔽なし            : 2.67μSv/h
α線遮蔽(厚めの紙)      : 2.45μSv/h  (差分:0.22)
β線遮蔽(3mmのアルミ)   : 2.15μSv/h  (差分:0.30)

という事で、α線は出てるので「ラジウム」は含まれていると推測できます。
マイカ窓の大型GM管は良いのですが、遮蔽しないと高めに出るので要注意ですね。


嫁に聞いたら、10万円くらいしたそうな・・・
まぁ、10万円で私の難病が治れば安い買い物なんですけど。


   治ってませんけどっ!


もう、どこで買ったかも忘れたらしいです。乙。
ヤフオクで売ったら、20万くらいにならんかしらん。

2012年2月7日火曜日

川内村のミミズから・・・

ひろぽんさんから情報提供して頂きました。

「川内村のミミズから放射線を検出」 ついに食物連鎖開始ですか!

今日はニュースをあまり見てないのですが、行政の対応はどうなるんでしょうか・・・
まさか、どこかで自然に止まる とか言うのでしょうか。

   「300年後」 とかいうオチは無しでお願いします。


ひろぽんさん、情報提供ありがとうございました。

Facebookの方にも飛び火させてやろうかな・・・いや、福島の方々の心中を考えると安直に行動してはいかんな。

2012年2月6日月曜日

思わぬところに放射性物質が・・・

今更ですが、我が家の風呂で妙なものを発見しました。
ずいぶん前から浴槽に入っていたのですが・・・

嫁に聞いたら、「玉川温泉の湯に変わる奴だよ!」  へぇ・・・


   はぁ!?


という事で、まさか・・・「ラジウム?」  (ミサトさん風)


に、2.01μSv。
ソフトに問題があるのか?


2分間計測モードにして、3回計測・・・2.21μSv。
β線遮蔽が今ひとつなのか?
じゃぁ、J408γでγ線のみの計測すると、


1.96μSv。

これ、被ばくしますよね?
ステンレスのケースに入ってて、中身は分からないのですが間違いなく「ラジウム」だと思います。
「ラジウム」ならα線が出てるはずなので、今度マイカ窓で計測してみます。

しかし、この線量の商品を売って良いものでしょうかね。


「放射線ホルミシス」とか通り越している気がします。




しかし、この線量を見ても、家族は笑っているだけ・・・こんなもんです、中部地区の認識なんて。

気持ち悪いので、会社に持って行って、線源として利用する事にします。

2012年2月4日土曜日

放射線って何ですか?

という事で、簡単におさらい。

面倒なので、放射線医学総合研究所さんのページをご覧ください。(完全に手抜き)
途中の絵で、β線がアルミホイルで遮蔽できるように描いてありますが、これはエネルギーによりますので、勘違いしないでください。(でも嘘ではありません)

特に、「放射能」と「放射線」、「放射性物質」の違いを理解しましょう。
よく「蛍」が例に出されます。(私は焚き火を例に良く話しをします)

・「放射能」    → 蛍がお尻を光らせる能力
・「放射線」    → 蛍の光
・「放射性物質」 → 蛍

で良いと思いますが、「放射能」と「放射性物質」は、ほぼ同じ扱いで表現される事が多いです。

まぁ、「放射能を浴びる」 = 「放射性物質を浴びる」 ですから、あまり違いがありませんが、「放射能を浴びる」と「放射線を浴びる」はまったく違います。(まったくという表現は違うな・・・)

政府の表現ならば、

・「放射能を浴びる」  →  ただちに身体に影響がある
・「放射線を浴びる」  →  ただちに身体に影響はない

となるのでしょうか・・・

もしかしたら、福島の方で、限りなく「放射能を浴びる」に近い放射線を浴びた場合の話しはメディアで聞いた事がありません。

しかし、「放射能を浴びた」可能性は充分あると思うんです。
ホールボディカウンターで測ったと聞きますが、全員じゃないですよね?
それに、β線核種のストロンチウム90や、α線核種のプルトニウム239といった、もっとも恐れられている核種は検出できないのです。

因みに、外部被ばく(放射線を浴びる)では、

γ線 > β線 > α線   の順で危険

ですが、内部被ばく(放射性物質を体内に取り込む)では、

α線 > β線 > γ線   の順で危険

です。

で、結局何が言いたいかっちゅう事ですが・・・


β線も測りましょうよ!


でもゲルマニウム半導体でのスペクトラム分析なんて、一般的には手が出ない機械です。数百万もするくせに、少ーーーーーーーしか計測できないんですから。
という事で、高感度なGM管で表面汚染くらいは計測して、一次スクリーニングはしたいですね。

あとは、食料品メーカーに委ねるしかありません。
「雪国まいたけ」は素晴らしいと思います。

2012年1月31日火曜日

福島 川内村の「帰村宣言」

「帰村宣言」ですか・・・
住民の皆さんにきちんと「放射能」「放射線」の事を説明しているなら良いのですが。

「毎時1マイクロシーベルト未満だから問題ない」っておかしいですよね?

  1×24×365=8.76ミリシーベルト

日本人の規制値は1ミリシーベルトですから、やっぱり福島は日本じゃないという逆論になってしまいます。
まぁ、そんな数字出されても、「自分の家が一番」ですから、1年で死ぬ とか言われない限り戻りますね。

実際、原発に近いところでも、川内村の方面は線量は低いです。
(低いって言っても、普通じゃないですけど)

しかし、物流はどうするんでしょう。
自給自足という事であれば、年間の8.76ミリシーベルトなんて目安以外の何ものでもありません。


「内部被ばくの怖さ」をきちんと説明しているのか。
線量計は充実しているのか。

もし、「物」が村外から出入りするなら、その管理体制は出来ているのか。


私が川内村の人間なら、もちろん家に戻ります。嫁と二人だけで。
そして、

  ・線量計を持って、出来る限り自分の周りを除染する。
  ・積算線量とバイタルチェックを毎日行う。(人体実験のひとつとして考える)
  ・食べ物は県外から調達する。
  (まぁ、ガイガーカウンターで反応しないレベルなら食べるかも)
  ・絶対に県外に出るときは、自分自身を除染する。
  (車とか考えるとかなり難しいと思いますが・・・)

ゴルフ場にある、空気圧でシューズを掃除するやつがあると便利ですね。
せめて、身体を「シューシュー」してから県外に出たいと思います。


何れにしても、村民の方々には充分注意して、暮らしてもらいたいと思います。
先日、NHKで「ビキニ環礁」の特集をやってましたが、あれは酷かったです。

あんなに酷い状況でも、数十年後に「被ばく手帳を発行してくれ!」と言っても行政は動いてくれないのですから。

2012年1月29日日曜日

瓦礫の処理とバグフィルター

瓦礫の処理を通常の焼却炉で・・・というニュースが流れてましたが。

果たして、ダイオキシンを付着させる「バグフィルター」で放射性物質が吸着できるんでしょうか・・・
仮に出来たとして、現場の作業員の方々は「放射線の教育」を受けるんでしょうか。

で、そのバグフィルターの交換と掃除はどうするんでしょう。
結局焼却炉は汚染されて、取り壊し。取り壊すのもお金が掛かるし。


という素人でも???になる事ばっかりを新聞で99%除去が出来ると報道するメディアもどうかと思います。

間違いなく焼却炉の周辺の線量は高くなるでしょう。
いや、これからの季節の西北西の風に乗せて、より遠くにばら撒く作戦でしょうか?

瓦礫は、一次原発内に持ち込んで、廃炉するところで処理場作った方が良くないですか?


いよいよ、「拡散作戦」が始まるんでしょうか・・・

2012年1月26日木曜日

福島の物を測る!(初め)

昨日、ブログを更新して「やっぱり今の福島の物を計測してみるべき」と思ったので、今日福島出身の方に早速電話しました。

「福島で線量の多いところのお米とか野菜を、こちらに送ってもらうご協力願えませんか」

直ぐに連絡していただけた模様で、

「最近、出荷規制が厳しいですが、何とかトライしてみます。」
との事でした。

純粋に計測して、その結果はお知らせする事にしてあります。
出なければ出ないで良いですし、出たら出たで、簡易的な検査が可能という事になるので、やってみる価値はありますよね?

状況が進み次第、更新していきます。



さて、前回私が難病と書きました。
病名は「黄色靭帯骨化症」という背骨の靭帯が骨化して、脊髄を損傷させるという意味不明(笑)な病気です。





首から腰まで「アジの開き」状態になった時の写真です。(大丈夫か、こんな写真載せて)
軽く56針。背骨に12本のボルトが刺さってます。

8年経過しても、痛いです。でもお医者さんには「どれくらい痛いか」は分かりません。
痛みセンサーでも開発してくれませんか?

原因は分かっていませんが、この病気のおかげで、相当被ばくしてます。
レントゲン、CTの連続・・・

放射線に興味が出たのは、こんなバックグランドがあるからかも知れません。

2012年1月24日火曜日

放射能と建築資材の行方

福島の砕石の問題が連日ニュースで流れてますね。
今日もTVで砕石場でHORIBAさんのPA-1000で計測している作業員の姿が映ってました。
おかしな光景でした。

元来、自然の鉱石には色々な放射性物質が含まれている可能性はあるわけです。
そこに原発で放射性物質が降り注いでいるわけですから、ちょっと厄介ですね。

そもそも、福島の砕石場で空間線量を計測しても意味が無いですよね?
砕石場でなくてもそれなりに高いところは高いわけですから。
これが冒頭に書いた「おかしな光景」という意味です。

空間線量の低い地域にトラック1台分くらいのサンプルを持って行って、表面汚染を計測すれば良いだけだと思うんです。実際山を越えれば通常の線量になったりするわけですから。

政府も早く基準を出さないとダメです。

福島県内で使うならよし では無いです。
コンクリートになっちゃったら除染も出来ないじゃないですか!


今後、セメントだけじゃなく、木材なんかも気になります。
気になりますけど、表面を削ればオッケーならそれで良いじゃないですか。

要は、「放射線を計測してますから安全です。」という形にすれば消費者も安心です。
γ線、β線の話しも重要なんですが、それなりの計測器で、通常の地域で、バックグランド(通常の線量)との差がこれくらい という簡単な基準を出すべきですね。

線量の高いところで物の表面汚染を計測するのは、むつかしいです。
何なら、私のところに送ってもらえば計測しますよ!
(トラック1台分は無理ですけど・・・)

「表面汚染の計測」にこだわって今まで色々勉強してきましたが、「風評被害」という前に「測る」ことを覚えないと大変な事になります。

起きてしまった事故はタイムマシンでも無い限り無くせません。
その後の対応と心得・・・これが大事だと思います。


外科の先生は簡単に手術をして「成功した」と言いますが、その後の患者の痛みは分からないんです。
なんで、ここで手術の話しになるのか・・・

  それは、私自身が難病で痛い思いをしているからです。

と、この話しは後日。(笑)





2012年1月16日月曜日

二本松市のマンションから高い放射線

二本松市のマンションから高い放射線が検出されたと報道がありましたね。


福島テレビの情報では、「マンションに住む生徒が身につけていた積算線量計が3ヶ月で1・5ミリシーベルトと高い値を示したことから・・・」との事。


計測したら、毎時1.2~1.4μSvという事ですからビックリです。


事故後の砕石(さいせき)がコンクリートに使用されいる可能性が高い という事なので、そのコンクリートを使用した建物に住んでる方は、「放射能に囲まれている」という事になるわけです。

それでも政府は「ただちに健康に被害を及ぼすものではない」と。



   はぁ!?



です。非難区域の年間被ばく量は20ミリシーベルトで、このマンションでは約10.5ミリシーベルトになる為、半分ですから・・・と。

コンクリートの中なんて除染するのも無理だし、っていうより放射性物質に囲まれて暮らすっちゅう事ですがな。


最近この手のニュースは少なくなり、放射線に対する意識も随分薄くなってきた気がします。
いよいよ日本は「人体実験」に入ったんでしょうか?

先日、実家が福島の方がGX-ZERO-1を持って帰郷されたんですが、空間線量より食料品の線量にみなさん興味があるらしいとの事でした。


しかしながら、今更こういうニュースが流れると、まだまだ計測されていない場所がたくさんあるんですね。
毎時1.2マイクロシーベルトもあったら、名古屋では大騒ぎです。0.2マイクロシーベルトでも電話掛かってきますから。


行政に頼らず、自己防衛しましょうよ!


  しかし、エステーさんの線量計が大量にバラ撒かれたはずなのに、何故に今更・・・


皆さん測ってないのか、まだ線量計が足りていないのか、興味が無いのか。
もしこれ読んだら、ご意見ください。


ウクライナにおける放射線の影響 も読んでくださいな。

2012年1月8日日曜日

スギ花粉と放射性物質

スギ雄花から大量のセシウムが検出 との記事が出ました。

セシウム吸着マスク なるものも出てきました。
また、マスクが売り切れ状態になるんでしょう。


しかし、大した事ないと・・・・

  ええ加減にせんとあかん!

花粉にセシウムがくっついて飛んできて吸い込んだら、「内部被爆」するじゃありませんか。
政府はもし線量が高くなって、花粉にくっついて飛んできたら、そういう情報をきっちり流すと思いますか?

間違いなく、情報操作するでしょう!

と思います。← 確信は無いのでトーンダウン

やっぱり自己防衛するしか無いと思います。24時間マスクしてたら大変です。
私の女房も乳癌の治療をしていた時、外出する時はずーーーーーっとマスクしてましたが、顔がボロボロになります。

今のうちに、線量計を準備してた方が良いと思います。
と、ちょっとコマーシャルしておいて・・・w


結構大変な事だと思います。何と言っても放出されてしまった放射性物質はなくならないのですから、(ご存知の通りセシウムの半減期は約30年)それが花粉と一緒に飛んでくるって。

直接吸い込む可能性、農作物に付着してくる可能性、衣類に付着して家の中に入ってくる可能性・・・

「知らぬが仏」 でも良いのですが、やっぱ子供だけは何とか守ってあげたいです。


今まで色々な人と話しをしてきましたが、男性は女性に比べて放射線に対する意識が薄いです。
薄いのは頭だけにして欲しいのですが。

ママさん達は頑張っていると思います。


次回予告


「何とか食料品の簡易検査ができそう」