放射能に汚染された食品検査は・・・奥が深くて、難しいですねぇ。
政府の基準値がどんどん下がっていますが、技術的にはどんどん壁が高くなります。
核種については、よく「原子力資料室」を利用させてもらっているのですが、科学と物理と数学の知識に加えて、検出器の電気的な知識(それもアナログ系)・・・そしてソフトウェアの利用。
これ、全て自力で解析できたら、NASAに就職できるんでないかい?
っていうレベルです。
といろいろ考えていると、「数百万する機器」というのも納得できるのですが、問題は金額ではなくて、全て理論的に合っているかどうか? が問題なわけで。
「ほげほげ機関に出して検査したからOK!」
自体に?マークが付いてしまうわけです。
機器はそれなりに校正されている(これも良くわからないですが)としても、試料の重量測定や、どのくらいで刻んだのか、センサーからの距離は大丈夫なのか・・・
と、ついつい考えてしまうのですが、一般的に考えれば、「考え過ぎ」ですね。
非常に興味深いサイトを見つけましたので、興味のある方は覗いてみてください。
今更、初耳だったのが、「放射線源から見たセンサーは、立体角という」くだりです。
であるからして、線量(率)は、点線源から距離の二乗に反比例するというところが、はっきりします。
まだまだ、これから勉強しますぞ。
現段階で言える事・・・パンピーが買える放射能測定器では、政府の基準値レベルの食品汚染は測れません。仮に測れたとしても、数百時間を要するでしょう。
まぁ、オッサンはガイガーカウンターで測れるものさえ食べなければ良いとは思ってますけど。
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