2012年3月11日日曜日

チェルノブイリ事故後のベラルーシ

ベラルーシの農業の事をTVでやっていましたね。
日本の緊急避難区域と同じくらいの土地でした。

農地を区画で色分けした「放射線汚染度マップ」を見ながらの作付けでした。

以前書いたかどうか覚えてませんが、原発事故が起きた時に「ヨウ素材」というものを呑む事を勧められています。

ヨウ素127という、放射性ヨウ素の安定した同位体で「安定ヨウ素」と呼ばれています。
ようするに、放射性ヨウ素を取り込む前に似たような、安全なものを摂取すれば、甲状腺がある一定量以上は取り込まなくなるので、使われているわけです。


セシウムに良く似たものに、「カリウム」があります。


ヨウ素と一緒で、農地にこのカリウムを撒いて、農作物にはカリウムを吸収させて、セシウムの吸収を減らせる という事なんですが・・・カリウムを撒きすぎてもダメだし、少なければセシウムを吸収してしまうわけで。


これって実証実験できそうな気がするんです。(すみません。完全に素人考えです)


農業の専門家と科学、物理学の専門家が取り組めば、やってみる価値があると思うんですが。


  奇
  跡
  の価値   というプロジェクト名で・・・(たまに出るエヴァネタw)


ベラルーシでは、土壌は政府の基準値を超えているけど、収穫した作物は基準値を下回っていると。
まぁ、20年以上経過しているわけですから、ここまで来るのに相当な年月を要したと思われるのですが、頭が下がります。

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