2011年11月30日水曜日

CPM値の行方・・・

最近、除染の状態を確認するのに、GM管を使用してCPM値で表現される事が増えてきましたね。

しかし、CPM値は機器毎に異なるわけですから、これまた要注意です。

「バックグランドが20CPMだった。」

「こっちは40CPMだった。」

線量としては、同じだったりします。放射線の入射窓の大きさや、感度で変わりますので共通ではないですね。

かと言って、ベクレル/cm2 とかになれば、また誤解を招きますし・・・

やっぱり概算でも良いので、μSvという一般的になってしまった単位で表現するのが一般市民にとってみれば分かり易い気がしてきた今日この頃です。

政府と先生方は、正確に発言しなければ色々問題があるんでしょうが、市民レベルではもう少し分かり易い数値表現で統一して欲しいものです。

最近は、シンチレータ方式でも誤差が云々という記事も見かけますが、校正機関で校正してもそんなもんです。


  • 現在汚染されていない地域でのバックグランド値をベースにして、線量が高い地域のバックグランド値との比較をする。


  • 通常時にどれくらい高いか、把握する。


  • 除染して、どのくらい汚染度が下がったか把握する。


という単純な指針ではダメなんでしょうか?
これなら、「このガイガーの現在の汚染されていない地域の標準的なバックグランド値はxxです。」

という表記だけでも、安心できると思うんですけど・・・ダメですか。

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