2011年10月25日火曜日

ガイガーカウンターと血圧計

福島の方々には大変失礼なのかも知れませんので、最初にお詫びしておきます。

測定器を開発してきて感じたのですが、「放射線を測定する」という事は「血圧を測る」という事と同じなのではないか? という事です。

これを書いている自分も血圧は高いのですが、最初は「血圧計が壊れている」「測り方が悪い」
としか思っていませんでした。
流石に血圧が180も超えれば、「こりゃダメだ」と感じるのですが、140くらいとか、下がいくつ
だから大丈夫とか・・・さっぱりわかりません。
医者言われたのは、「毎日計りなさい。そして血圧手帳に記入して判断しなさい」です。

要するに、放射線に関しても同じで、0.1μSvと0.2μSvでは数値的には倍ですが、これが大変
な事なのかどうかははっきりしないわけです。

大切なのは、「目で見える数値にする」「累積してどれだけなのか」「いつもとどれくらい変化したのか」
ではないかと思うのです。

学者先生方の意見は色々とありますが、我々の子供の頃は、「雨の日は帽子をかぶらないと放射能
を浴びて毛が抜ける」と言われてました。
その頃は何を根拠に言われているのか、さっぱりでしたし、測定器なんてありませんでしたから、親に
言われるままに帽子をかぶって外で遊んでいたのを記憶しています。

「知らぬが仏」という言葉もありますが、それは大人の世界の話しで、子供達に適用してはダメなんだ
と思います。

今の日本は、「高血圧です」と医者に言われているようなもので、実際に数値化して、それにどう対応
するのか自分で判断しないといけないんでしょうね。

μSVとかベクレルとかレントゲンとか・・・難しいですが、「ピピピピ」と検知音が連続して鳴れば異常ですから、食べたらマズいですし、近くに長時間居るよりその場から離れましょう。

ところで、血圧の単位って・・・たぶん殆どの人が知らないと思います。
昔、ドイツ向けの血圧計の一部を手掛けた私も知りませんでした。


mmHg水銀柱ミリメートル) だそうです。


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